日時 |
講師(敬称略)) |
テーマ |
内容 |
10月14日
AM |
しがNPO法人理事
森川稔
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課題学習をみんなですすめるために
~計画の立案、そして具体的な行動へ~ |
【課題学習のねらい】
レイカディア大学卒業後も、継続して社会活動に取り組む。そのことを念頭に実践的に体験し、学ぶ。
⇒ひとりでできていることはしれている。メンバー間の意見の多様性が大切。成果物でなく楽しく学習に取り組む過程を大事にする。
【進め方】
1.計画をたてる
・グループ分け→グループワーク→テーマ・内容・役割分担を決める
・スケジュール;2023.3月/中間報告、6月/報告書提出(WORD)
2.グループで取り組む
メンバーの合意、全員で取り組む、一人ひとりが役割をもつ
3.グループワークを進める
ブレインストーミング、KJ法、チームビルディング、納得感が大切
4.ワークショップに取り組む
双方向の学びと創造が目的。批判しない、質より量、気づき・つぶやきを大切に。
5.グループワークのとりまとめと報告
解りやすい表記と発表を工夫する
6.具体的な活動・・・学習から実践へ
自分から社会へと近づく、チョットの勇気で扉を開く、時には上手に負ける |
10月14日
PM |
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課題学習クラス活動 |
課題学習ページへ⇒
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11月04 日 AM |
滋賀大学教授
神部純一 |
高齢期をもっと豊かな時期にするために |
●高齢者の自立とは
過去には、「生活自立」や「経済的自立」等が強調されてきた。
「自立」のポイント
・自己決定権
・自由な選択の行為
・生活全体の内容や質を高める
●「高齢の自立」は、「精神的自立」を大切にして豊かにすること。
●「ライフデビュー」とは
自分の人生の意味を見出していくためにの手法の一つとして「自分史」を書く。
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11月04 日 PM |
大道芸人
田久朋寛 |
健康と生きがいづくりに役立つ笑いの力~大道芸で笑って健康に~ |
●日本人は歳を取るにつれて笑わなくなる傾向があり、日本人の平均の一日10回~15回を笑うことを意識してみる。
●笑いは伝染する→周りも明るくする→人との繋がり実感できる→自分の心の幸せにつながる
●笑いには、様々な健康効果があり、痛みを和らげ、落ち込みがちな性格が治る。
●笑いを増やす方法として、「.会話」「.趣味や好き事」「オシャレやおめかしをする」
●長寿には、フレイル予防、運動・栄養(食事)・交流が大切。
●認知症予防は、血圧や血液の状態をチェック 楽しく頭を使うこと。
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11月11日
AM/PM |
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クラス別課題学習 |
課題学習ページへ⇒ |
11月25日
AM |
整理収納アドバイザー
中島由子 |
シニア世代の整理収納術 |
●生活の場での整理整頓の基本を例を挙げて紹介された。
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11月25日
PM |
雪印メグミルク(株)
関西コミュニティセンター |
骨・カルシウムセミナー~骨の健康のために大切なお話 |
●骨とカルシウムの関係を説明し、骨の重要な役割
●カルシウムの役割
●丈夫な骨を作る(骨の健康)
食事、日光浴、食事、運動
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12月2日
AM |
米原柏原宿歴史館 館長 谷口 徹 |
井伊直弼
~その人と生涯~ |
従来の井伊直弼像は①「己の信念を貫いた宰相」と②新しい人間像を探る「埋木の精神」の二面からお話を展開されました。
1.井伊直弼の生涯
藩主直中の14男として生まれた直弼は、後継ぎや他家養子の機会に恵まれず、青年期を北の御屋敷で過ごした。
33歳で兄の死去により急遽世子となる。藩主直亮の死後藩主となる。将軍継嗣問題(内政)と外交問題とも南紀派と一橋派の政局の膠着状態の中、安政5年大老となり、「日米修好通商条約」に調印。「安政の大獄」(多数処罰)後、
46歳、「桜田門外の変」にて暗殺され,開国に導いた直弼の強い生涯が閉じた。
2.井伊直弼の埋木舎時代
17歳~33歳過ごした埋木舎(うもれぎのや)では、失意のうちにも「なすべき業」を見出しそれに全力傾けた。禅の修養 ・武術では「神心流」を創立 ・国学や和歌の研究 ・能や狂言・焼き物「湖東焼に関与」 ・茶人「宗観」として一派創立、重職時も茶会を頻繁に開催など。
この時代に培った精神が、政治家として花開かせた。
#スライドにより、継承される直弼の書画、焼き物、見立てものを紹介され、文化人として極めた人物像が深く感じとれました。
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12月2日
PM |
公益財団法人西川文化財団
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健康にとっての睡眠の重要性
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最初に事務局長の河南氏から西川財団の設立趣旨を説明されました。
財団では睡眠についてのセミナーを各地で実施されています。
続いて、講師三品先生は息子の乳児期に睡眠リズムで悩んだことがきっかけとなりこの職に就かれています。
1.睡眠のメカニズム
睡眠はレム睡眠(rapid eye・身体は眠る)とノンレム睡眠(身体・脳の双方が深い眠り)を90分サイクルで繰り返す
2.睡眠の役割…身体を休める以外に大切な役割⇒新しい脳科学を身に着けよう。
●集中力・注意力の維持する…特に試合や試験前は寝ること
●頭の中の整理(レム睡眠中)
●メンタルバランスを整える
●免疫力を整える…睡眠不足は免疫力を弱める
3.規則正しい生活が大切
高齢者の入眠のコツは、
眠くなってから寝所に行く。昼寝は12~15時まで、横にならない、30分までの短い睡眠。寝る1時間前に入浴、低照度=TVやスマホOFF。温度は冬10度以上、夏28度以下等、多くのお役立ち情報を得ました。
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2023年
1月13日
AM |
E-Community
橋本 竜二 |
あたらしい人権課題としてのLGBTQ
(性的少数者) |
●LGBTQとは性的少数者、SOGIとはSexual Orientation Gender Identityで性の概念そのものをあらわす言葉。誰もが当事者になる可能性がある。因みにホ*、オカ*は差別用語である。
●国内では55%の自治体が「同性パートナーシップ」を導入しているが、滋賀県では彦根市だけ。
Marriage for all Japanであって欲しい。
●LGBTQは属性の1つにすぎず『生産性が無い』『種の保存に背く』などの発言があるのは残念
・・・WHOが否定している。
●まだ日本では「何も言わなければ多数派である」と勝手に決めつけられる。
come out to closetがカミングアウトの語源。東京オリンピックで日本選手のカミングアウトが皆無だったことは理解し難い。
●”他人の性別は聞かない、どちらでも良い”という社会になって欲しい。
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2023年
1月13日
PM |
ここ しみず事務所
清水 美代子 |
目指せ!褒める達人
褒め達講座 |
●清水さんは元警察官「日本ほめる達人協会」の特別認定講師
●褒めるとは「人・モノ・出来事の価値を発見して伝える」こと。マイナス面をプラスに変えて発見すること。おだてることや甘やかすことではない。
●ほめることで「脳力」が上がり、表情も良くなる、見えなかったものが見え、アイデアが湧く。
●身近な人をほめてみよ・・・ワークシートに書き出す。結構難しい。
●3D”でも、だって、どうせ”を言わない。3S+1”すごい!さすが!すばらしい!そうするか!”が褒め達の口癖。褒めることで「心の視野」が広がる。
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2023年
1月20日
AM |
淡海歴史文化研究所
所長 太田 浩司 |
近江が生んだ知将 石田三成
~その生涯と業績~ |
●江戸時代は徳川家に敵対した人物とされていたが、近年その再評価が進んでおり、”多様な三成の実情を明らかにする必要がある”というのが研究者の立場。
●秀吉の政策には三成が大きく関与していた。
●「太閤検地」は地侍の収入減を断つ、「刀狩」は農村の武装解除をするのが目的で、今も一般家庭に銃などの武器がないのはこの影響である。
●三成が目指した国は”戦国時代を終わらせ、戦乱のない国にする”。また、徳川幕府が行った”大名連合(分権国家)”ではなく奉行が取り仕切る”集権的国家”を目指した、と考えられる。
●講師の”三成愛”が満載の講義でした。
右写真は授業の取材に来たNH*のクルー。結構な人数で来てました。そら受信料高いわ! |
2023年
1月20日
PM |
花王グループ
小川 志津香 |
エイジングに負けない身体を作る健康セミナー ~オーラルケア・血流改善編~ |
●おいしく食事するためには歯が28本必要。80歳で20本残して欲しい。歯と歯茎の間の細菌を除去すべく歯磨きを”塗りこむ”。舌も磨く。
●入浴時に炭酸ガスが良い。CO2が毛細血管に入り酸素を送り込み血流を促す。
・・・入浴剤をいただく。お湯に溶けてから入ると良い。大分長湯温泉、有馬温泉が炭酸温泉。
●身体の内側から深く温める。就寝の2時間前、温度低目で。
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2023年
2月3日
AM |
龍谷大学社会学部 名誉教授 安西将也
龍谷大学社会学部
教授 井上辰樹 |
ラジオ体操のすすめ~フレイル予防とメンタルヘルスケア~ |
●二人の先生から、私たちが慣れ親しんでいるラジオ体操、特に第3ラジオ体操の効果について学びました。第3ラジオ体操が一般的な認知度が低い割には健康増進効果が大きく、心拍数増など有酸素運動をうまく取り入れているとのことです。また、ラジオ体操は有酸素運動であり、呼吸により代謝が良くなって脂肪を燃焼します。ラジオ体操に含まれる体を左右横に倒す動きや上半身を捻る動きなどを行うことで、筋肉がバランスよくストレッチされて日常生活による体の歪みを整えてくれます。
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2023年
2月3日
PM |
公益財団法人 理事 高梨純次 |
近江の仏像~奈良時代から鎌倉時代の名作を紹介~ |
●滋賀県南部には、約600年頃からの仏像が伝えられており、県下で最古のものは6世紀のものと言われているそうです。特に仏像設置に大きく関わっている仏寺、史跡は「石山寺」「比叡山延暦寺」「金勝寺」「園城寺」「己高山寺」「伊吹寺」そして「近江国庁」のようです。また、700年代・奈良時代に多くの仏像が造られたそうです。
当時の近江は、奈良平城京との関係が深く、渡来文化に由来する銅の精製、木材建築技術で貢献した可能性が高いとのことです。ちなみに、銅製の仏像では、銅の含有率が高いほど造られた時代が古いそうです。また、近江の仏像においては「比叡山延暦寺」の建立が大きく影響しており、天台宗の寺院・僧の時代に多種・多彩な仏像が造られました。京都、奈良よりも種類は多いとのことです。
10世紀・平安時代の頃には延暦寺・天台宗の教線が拡大され、甲賀地域に多く寺院、仏像が建立されたようで、湖南市「善水寺」、甲賀市「阿弥陀寺」はその代表的寺院としてその仏像も重要文化財に指定されています。また、この時代から仏像も一本木造りから寄木造りへと変化してきたようです。
平安後期から鎌倉時代にかけては仏体内部への納入物が流行し、仏像を設置した理由や署名簿などが入れられました。特に近江では甲賀地方に多く見られ、当時近江には絶対的権力者が無く経済力のある地方豪族中心に寺院、仏像が多く造られたことにあるようです。ちなみに運慶、快慶などが活躍した時代もこの頃ですが、仏師の系図は初代の「康尚」から「慶派」「院派」「円派」の三派へ分かれていったそうです。
また、「重要文化財」という言葉を出されましたが、「重要文化財」とは国や地方公共団体等が指定する文化財であり、「国宝」と同じく国民全体の所有物であることを示す言葉であります。「重文」という言葉は、「重要文化財」を略したものであります。
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2023年
2月17日
AM |
マキノ自然観察倶楽部 代表 谷口良一 |
自然の魅力~マキノでの活動を通して~ |
●マキノ自然観察倶楽部の代表である谷口先生が、マキノでの活動を通して自然の魅力について語ったものです。谷口先生は、自己紹介で出身地がマキノ町であり、就職を滋賀県庁を選び、後半を地元高島に関係する仕事に就かれ、マキノ自然観察倶楽部事務局長就任も就任され、地元の振興につとめられました。
高島には奥山、里、琵琶湖に大きく分けられる魅力があります。奥山では四季折々の美しい景色が楽しめます。里では歴史的な建物や文化財が多く残っており、レジャー施設も充実しています。琵琶湖では水上スポーツや釣りなどが楽しめます。
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2023年
2月17日
PM |
特定非営利活動法人おおつ環境フォーラム理事長 環境技術協会会長 竺文彦 |
まちづくりと環境問題~地域活動を通じて環境問題について考える~ |
●最初に世界のエネルギー消費量を1800年代からのグラフを示し、急上昇していることを示されました。次いで、滞在していたドイツのアーヘンでの例を写真で示され、いかに省エネルギー、再生可能エネルギー、景観、動植物に配慮しているかということについて話されました。一方日本はコスト優先で進めていることを例を挙げて説明されました。
また、街づくりでは地元大津のなかまち商店街を例に話されました。実際に先生が関わった街づくりの関係について語られ、実現できなかった理由も含めて話されました。
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2023年
2月24日
AM |
特定非営利活動法人まちづくりスポット大津コーディネーター 白井恭子 |
ボランティア活動について(実践編) |
●所属されているまちづくり大津の紹介から始まり、先輩38期地域文化学科卒業の中谷さん、42期健康づくり学科卒業の橋辺さんからの事例発表が続きました。
中谷先生は現在守山ボランティアガイド協会に所属され、住まれている守山駅近くの中山道コース、少し離れた大庄屋諏訪屋敷と二つの寺院コースの案内が多いとのことでした。
橋辺先生は二つのボランティアについて話されました。一つは障害者の水泳サポートの「おたまじゃくし」で、最初障害者視点が分からなかったが、理解できてからは授業で習った体の使い方等が役に立っているとのこと。二つ目は長年携わっている社交ダンス講習で、社交ダンスの効用を含め、子供たちがコンテストで上位入賞した時の喜びについても語られました。
休憩の後、白井先生が、いろいろなボランティアの例を挙げられ、自分に合ったボランティアの見つけ方、ボランティア活動の心得、ボランティア活動を先に進める(仲間、資金、法人化等々)時に役に立つ機関、連絡先等について紹介されました。
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2023年
2月24日
PM |
クラス活動 |
- |
各部会からの報告、今後の親睦会の予定など議論し、残りの時間を課題学習グループ活動に充てた。
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2023年
3月10日
AM |
琵琶湖リハビリテーション専門大学
川崎浩子 先生 |
『負担をかけない身体の使い方』 |
理学療法士としての立場から、負担をかけない身体の使い方の紹介をされました。
まず、老化は同じ年齢でも個人差が大きいとニュージーランドの45歳の方々のデータをもって示され、老化の7割は生活環境因子が影響し、遺伝子は3割程度とされました。
*次いでコロナ禍で外出等が減った高齢者のフレイルリスク予防介護予防について話されました。
*口呼吸は過換気状態になり、疲れやすく、疲れが取れにくく身体への負担が大きいとのことで、その対策を紹介されました。 寝るときに上唇と下唇を肌に優しいテープでくっ付ける、舌の筋肉強化の方法等でした。
* 次いで、腰への負担が大きい動作について紹介されました前かがみの姿勢、頭部が前に出た姿勢、立ちっぱなし、座りっぱなし状態で、家事をする際についやってしまっているので、その工夫について紹介されました。
重いものを持ち上げる動作についても紹介されました。 基本腰を使うのではなく、脚を使って持ち上げ、運ぶときは身体の重心と荷物の重心を近づけて持つとのことで、実際にご自分で模範動作をされました。 |
2023年
3月10日
PM |
滋賀県防災危機管理局
主事 細川優衣先生 |
『災害への備えと
地域防災力の向上をめざして』 |
地震発生のメカニズム2種類・海溝型地震(プレート境界で発生-東日本大震災)、内陸型地震(陸側プレート内で発生-阪神淡路大震災)あるとしました。
次いで災害の時に大きな助けになるのは自身(自助)、ご近所(共助)、公的支援(公助)があるが、実際に大きな力になるのは自助、共助であることを過去の災害のデータを元に説明されました。
南海トラフ(30年以内に70%の確率で発生)、琵琶湖西岸断層帯地震が滋賀県に大きな災害を与えるとし、その震度を示したハザードマップが県、市町村がインターネット等で公表しているとのこと。
<地震への備え>
自助住宅の耐震化、家具の転倒防止・配置検討等、感震ブレーカー、家族との安否確認(NTT伝言ダイアル171等)、非常持ち出し・備品の確認
共助消防団、ご近所の人たちが阪神淡路大震災で9割の人を助け出したとのこで、普段の近所付き合いが大事であるしました。
最後に「YES」「NO」の判断についての訓練。 どちらも正しい設問をし、なぜその選択になったかの説明をする訓練をしました。
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2023年
3月17日
AM |
龍谷大学社会学部准教授 坂本清彦先生 |
「コミュニケーションや情報発信に役立つITツールを学ぶ」 |
昨年に引き続き、講演して頂きましたが、44期生は初めてなので、自己紹介からされました。
千葉県出身で、ケンタッキー大学に留学されています。
*メインの内容は、Googleアプリについて。
MicrosoftのWord、Excel&Powerpointと類似したソフトで、互換性もあります。
一番のメリットは、クラウドソフトであり、オンラインでデータ作成が、できます。また、同時に共同作業ができる点が、最大のメリットです。
例えば、課題学習のデータ作成をグループのメンバーと共有しながら、一緒に作成できます。
Gmailのアカウントがあれば、誰でもファイルを作成できます。アカウントが無くても、閲覧・編集ができます。
*学生から「編集したら上書きされて、どこを修正したかわからなくなるのではないかという質問に対し、履歴で確認できるという事でした。
*その他、アンケートを簡単に集計できるgoole horms も使そうでした。 |
2023年
3月17日
PM |
クラス活動 |
- |
各部会からの報告と今後の親睦会の予定を議論し、残りは課題別学習のグル―プ活動をしました。 |