43期地域文化学科 必修科目(2021年10月~2022年3月)   学習内容ページへ     TOPページへ   

全クラス参加の必修授業のページです。半期毎に分けて概要を記します。
(他の授業へのリンクは以下)

 必修科目-1(2021年10月~2022年3月)  選択科目-1 民俗学、講師;粕渕宏昭先生(2021年10月~2022年1月)  発表会ー1(2021年12月14日)
 必修科目-2(2022年4月~2022年9月)  選択科目-2 近江の文学、講師;西本梛枝先生(2022年2月~4月)  発表会-2(2022年4月21日)
 必修科目-3(2022年10月~2023年3月)  選択科目-3 明智光秀とその生涯、坂本の史跡を訪ねる(2022年5月)  発表会-3(2023年2月13日)
 必修科目-4(2023年4月~2023年9月)  選択科目-4 近江聖徳太子伝承の背景を探る、講師;山本一博先生(2022年6-8月)  
   選択科目-5 近江の城郭、講師;中井均先生(2022年9-12月)  
   選択科目-6 地域コミュニケーション論、講師;上田洋平先生(2023年1,2月)  
   選択科目-7 郷土理解と観光ボランティア,講師;西嶌さん、大野さん(2023年3-6月)  
   選択科目-8 郷土の食文化・郷土料理づくり,講師;清水満里子先生(2023年7月4日)  
   選択科目-9 まちづくり講座,講師;森川稔先生(2023年7、8月)  
 日時  講師(敬称略)  テーマ    内容
 2021年
10月5日
 -  入学式  学長式辞、来賓祝辞、在校生代表歓迎の辞、新入生宣誓、記念撮影など
10月8日
AM
 事務局 オリエンテーション
(全校) 
 「学生生活のてびき」に沿った授業の流れ、学内の諸規定、各種手続きの説明。
”自治・自学の精神”に基づいた学生自身での運営の為の役割分担など
 同 PM 42期生
 地文学科長
 オリエンテーション
(学科) 
 地域文化学科個別の授業の流れ、校外授業、講師毎の発表会など
各クラス委員の役割、選出方法。クラス全員から簡単な”ひとこと自己紹介”があった。
10月15日AM 龍谷大学
 扇田宗親
 アイスブレーキング 地域福祉活動とは、ある老人ホームでのケーススタディ、自己開示と自己知覚について個人演習⇒ 周囲の方数名との演習結果の共有。昼からのクラス活動のためのアイスブレーキングということでした。 
 同 PM 42期生
 地文学科長
 クラス活動  42期生の方のアドバイスのもと全員の自己紹介、クラス役員、班長の選出。全員参加での各種委員の決定。連絡網用の連絡先、メールアドレスなど提出。
次回授業からの班当番の役割など教えていただく。結構やること多し。
10月22日
AM
滋賀大学
 神部純一
高齢期をもっと豊かな時期にするために  ・現在は高齢社会ではなく高齢社会(Aged Society)となった。29%が高齢者(1970年;7%⇒1944年;14%)
・何もしないとエイジングは加速する。学びで状況は改善する。考える事、適度の負荷が大切。
その為には学んだことを社会に活かすこと、つまり社会参加せよ
・身体活動だけではフレイル(要介護と健康の間)は避けられない。人とのつながりが重要。
 同 PM  - 委員会活動   委員会毎に学科・学年横断でミーティングがあった。
11月12日
AM
明治国際医療大学
 
矢野忠
 東洋医学の養生の智慧
~ツボでイキキライフ~
ロコモーションシンドローム(要介護リスクの高い状態)の予備軍は40歳以上で約4割に上る。
一怒一老 一笑一少(怒ると老いる、笑うと若くなる)を心掛けよ!
・養生訓(貝原益軒)に学べ。生を楽しみ、愉しく生きる。
 同 PM  -  クラス活動  親睦会の進め方協議。各委員からの状況報告、連絡。当HP作成ソフトをクラスで購入することにした。
11月26日
AM
雨森芳州庵前館長
 平井茂彦
 雨森芳州と生涯
 学習のまちつくり
 ・滋賀県高月の出身の雨森芳芳州は江戸時代に対馬藩で朝鮮との外交に尽力した。現代の外交にも通じる”誠信外交”を実践した。
・現在長浜市高月町には「雨森芳州庵」が東アジアとの交流起点となっていて、地元では毎年のように韓国からの留学生を受け入れている。
 同 PM 大阪ボランティア協会
 早瀬昇
ボランティア活動で地域も自身も元気に!  ・シニア層の55%以上が市民活動に参画している。人口あたり最多は滋賀県
・ボランティア活動の鍵は”好きなテーマ”を選ぶこと。細く、長く続けることがポイント。
・高齢者の10年後死亡率は社会参加することで半減する、という実データもある。
 12月9日PM
(サポートの会講演)
 佛教教育学園
 田中典彦
 眼をひっくり返す ・眼をひっくり返して、”自分がどういうあり方をしているのか”自覚しなさい。自分のことは見えにくい。
・因縁の因は自分で縦の糸、縁は周囲で横の糸。中島みゆきの”糸”は縦横が逆ですが。
・糸が柄になると「人柄」となる。うーーん深い!
 12月10日
AM
四葉のクローバ   杉山真智子   子ども・若者を社会・地域で支える ・四葉のクローバとは15歳~22歳までの若者の自立支援を目的とする、NPO法人。野洲にシェアハウスがあり30名が卒業、現在8名が住んでいる。
・講師の杉山さんはシングルマザーとして3人の子供さんを育てられた後、このNPOを立ち上げられ、とてもパワフルな方でした。
  同 PM  ㈱ユーストン
 川本勇
 滋賀の元気をプロデュース ・川本勇さんは最近放映1000回をむかえた、びわこTV『びわかん』の司会者。所謂”滋賀県タレント”のようですが、TV番組制作会社などの代表も務めておられます。
・川本さんたちがヒマラヤ山系に登山された時のTV番組を見せていただきました。(面白かったですが、”滋賀の元気をプロデュース”とどう関係するのかは良く解かりませんでした)
・写真のとおりライブで歌を披露していただきました。途中から手拍子も入りましたがそのタイミングが微妙で,勇さんからの
無理に手拍子することおまへんで!』という突っ込みが良かったです。
12/8はジョン・レノンの命日でした。その話をされていたので、てっきり「イマジン」かなんか歌ってもらえるのかと期待してましたが。
 2022年
1月14日
AM
研修室でオンライン出席
小金沢歯科
 大谷直美
今日から始めよう
オーラルフレイル予防 
口は健康の入口をキーワードに、歯のケアー、歯周病の予防、など具体的に教えてもらいました。
・誤嚥の防止方法として、首の体操、舌体操、嚥下体操なども実演を交えて講義いただきました。
反復唾液嚥下テストでは「30秒で10回」以上がGOOD、3回以下はPROBLEMだそうです。
  同 PM
研修室でオンライン出席
夢コラボ
 松尾やよい
 これからの時間の使い方
~学びを活かす~
 ・60~80歳の20年間での自由時間は10万時間ある。これは20~60歳の就役時の自由時間とほぼ同じである。この多くの”これから時間”の使い方が需要である。
・1人評論家にならない、人任せにしない、汗と恥をかけ、教え上手より学び上手になれ!
  1月28日
AM
研修室でオンライン出席
日本ファイナルプランナーズ「協会
 小野みゆき
 くらしとお金
~人生100年時代の備え方~
・年金額、これからかかる費用の具体例。
・携帯電話、保険などの固定費を見直せ、キャシュフロー表を作成して現状を把握せよ!
・エンディングノートを作成し、終焉を迎える準備をする。⇒これからの人生を自分らしく安心して生きる
・現役時代に聞いておきたかったなあ(笑)
  同 PM  -  クラス活動 ・委員会毎に分かれて相談⇒各委員会からの連絡、報告
・大学祭;3月の展示を12月の個人発表から5件選びました。
・課題学習;個人テーマの説明⇒4月から準備に入るなど議論が盛り上がりました
 2月4日
AM/PM
大教室
第1研修室
第2研修室
   42期生の課題学習報告会
 ・42期生の課題学習報告会の様子(大教室)


・42期生の課題学習報告会の様子(第2研修室)
2月18日
AM
大教室
立命館大学教授 斎 藤 真 緒 ヤングケアラー~知ってほしい介護する子ども・若者のこと~   ・男性ケアラー、子供・若者(ヤング)ケアラー、・ワーキングケアラーなどケアラー全体の課題を取り上げ、問題点を明示。

・ケアラーの立ち位置・視点、家族ゆえのシンドの理解、ケアラー支援のポイントなど、ケアラーの社会的弱性を理解し対応することの大切さ。
2月18日
PM
大教室
公益社団法人日本消費生活アドバイザー・コンサルタント・相談員協会 神 澤 佳 子 SDGsと私たちのくらし~持続可能な社会のためにできること~ ・SDGs(Sustainable Development Goals)のの全体像。17の目標をいくつかある中、5つに分けたモデルで説明があり、日本の状況についても説明があった。

・まずは、消費と破棄の場面や買い物で協力などで、私たちの暮らしとSDGsを実践すること。
 2月25日
AM
 元滋賀県立安土城考古博物館副館長 大 沼 芳 幸  近江の聖徳太子~日本で一番聖徳太子に愛された国「近江」~ 聖徳太子が亡くなって1400年。.
・今年から近江の各地で聖徳太子1400年大遠忌にちなんた催し、展示会等が行われる。
・近江になぜ聖徳太子ゆかり寺社が多いのか解説があった。
・聖徳太子の生まれ変わり伝承、天台寺院の関係、観音信仰との関係、水信仰との関係など
・写真や絵伝で聖徳太子の伝承の解説があった。
3月22日
AM
NPO YORISOI

岡部 茂
 
ボランティアの日 講義
「高齢者とボランティア」
~レイカディア大学での学びを生かした
      ボランティア活動~
 ・38期園芸学科卒業後、大学での学びを生かし、NPO YORISOI を4人で立ち上げる。
そこに至るまでの準備期間…庭師に修行1年半。剪定学ぶ。農業の実践。文化公園サポーターで専門性学ぶ
・活動内容①こども食堂(日野と草津)②近江富士花緑公園の剪定・整備③低農薬野菜栽培提供(200坪)
・ボランティアの鉄則…健全・健康な精神/自分に合うもの/目配り・気配り/継続/過去を捨てる勇気/皆で達成感  など
・尊敬する人=災害ボラの尾畠さん…「手伝わせてもらっている」気持ちで。
 3月25日
PM

住みよいまち&絆研究所
代表 奥野 修
 まちづくり活動基本講座
    ~地域文化とまちづくり~
  • ・「最初からまちづくりを!]と気負わない。活動した結果、「振り返ればまちづくりになっていたという活動である」と強調。
  • ・48歳で脱サラし研究所を立ち上げて代表なる。利害を超えた仲間つくりは得難いもの
  • ・まちつくりに大事なものは「地域力の向上」 ・地域力の概念は「地域資源の蓄積」✖地域への愛着・関心・参加力✖課題を共有し、問題解決する自治力である
  • ・地域資源の蓄積力としては、居住環境やコミュニティがあるが、寺で寄席・実家の住み開き・空き店舗などの活用事例は様々あり、周りのすべての地域資源を再評価し、活用することで、地域生活が向上できる

 

このページTOPへ