43期地域文化学科 選択科目-9(2023年7-8月) まちづくり講座,講師;森川稔先生    学習内容ページへ   TOPページへ
   
選択科目のページです。講師の先生毎にページがあります。
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 必修科目-1(2021年10月~2022年3月)  選択科目-1 民俗学、講師;粕渕宏昭先生(2021年10月~2022年1月)  発表会ー1(2021年12月14日)
 必修科目-2(2022年4月~2022年9月)  選択科目-2 近江の文学、講師;西本梛枝先生(2022年2月~4月)  発表会-2(2022年4月21日)
 必修科目-3(2022年10月~2023年3月)  選択科目-3 明智光秀とその生涯、坂本の史跡を訪ねる(2022年5月)  発表会-3(2023年2月13日)
 必修科目-4(2023年4月~2023年9月)  選択科目-4 近江聖徳太子伝承の背景を探る、講師;山本一博先生(2022年6-8月)  
   選択科目-5 近江の城郭、講師;中井均先生(2022年9-12月)  
   選択科目-6 地域コミュニケーション論、講師;上田洋平先生(2023年1,2月)  
   選択科目-7 郷土理解と観光ボランティア,講師;西嶌さん、大野さん(2023年3-6月)  
   選択科目-8 郷土の食文化・郷土料理づくり,講師;清水満里子先生(2023年7月4日)  
   選択科目-9 まちづくり講座,講師;森川稔先生(2023年7、8月)  

【授業の目的】
レイカディア大学卒業後に学んだことを活かして、地域や社会で実践的に「まちづくり」に取り組むための基礎、特に「まちづくり」にどのように取り組んでいくか、について学び習得する。授業は4回に渡って行われた。選択科目としては最後の授業です。
【授業の内容】

 日時  項目 内容 
 2023年
7月11日
・ オリエンテーション
・まちづくりとは?/何に取り組みたいか?
 6つの班に分かれて「まちづくりとは?、大切なこと」について議論し、発表をしました
     
     
     
     
その後、各自卒業後に取り組みたい内容を発表しました。
     
  2023年
7月25日
フィールドワーク
~まちづくりの実践の場を視察~
①大津百町館
②平野学区まちづくり協議会 
 
 2023年8月8日  まちづくり活動の手法の実践
地域課題解決のためのグループづくり
 
     
     
     
7月25日の授業で、各自が提出したアンケートに書かれた内容について説明やコメントが行われた。予想以上に時間がかかり、午前中いっぱいを要した。午後は「まちづくり講座」で、実際にまちづくりを行うにあたって、取り組みたいこと、理由、必要事項、何ができるかを約20分で記入し、各自発表した。発表に対して先生からコメントや質問があった。その後、まちづくりに取り込む事業計画の提案を行うためのグループ分けが行われ、7つのグループができた。今回休んだ方は、次回その中からキーワードを選んで、そのグループに入ることになった。キーワードは以下の通りである。

子供
健康
仲間づくり
新興住宅地
合意形成(マネージメント)
歴史文化
古着 次回が最終の選択講座の授業となる。
 2023年8月28日  グループ発表 学習の振り返り・まとめ  
     
     
     
本まちづくり講義は、計4日の授業であったが、今回が最後の授業となった。前回、まちづくりの企画を、キーワード毎に7つにグループ分類されたが、本日は、そのグループ毎に計画の企画立案を行った (欠席者が多く、グループは6つに集約)。
講師より、先ず、「まちづくり計画の企画立案」につき、以下の手法が示された。「問題点・課題を明らかにする→ それを解決するために、どのように取り組むか→ できれば具体的に→その内容」。
これを受け、各グループは、午後の2時まで検討を進め、最後にその結果を模造紙に纏めた。
2時から各グループの企画案の発表(各4分)があり、質問(2分)と講師の講評が行われた。 最終的に各グループが企画した計画案は以下の通り。
①自治会館に子供サロンを開設
②エンジョイ(スポーツ×文化)大津
③学区内における「ふれあいサロン」の設置
④自治会における合意形成、⑤地域の歴史と文化財を生かしたまちづくり
⑥リメイクサロン。
各グループとも、真剣にまちづくりに取り組まれた力作であった。
本授業の講師は、地元大津平野区のまちづくりや、大津の町家の魅力向上に携わっておられる。
その、身をもって活動された体験を踏まえての講義は説得力があったが、同時に難しさをも知らされる「まちづくり講座」であった。
   


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