レイカディア大学 草津校 ホームページ
43期 地域文化学科 大学祭    TOPページへ   

クラス紹介 学習内容 校外学習 地域活動 大学祭 親睦会 課題学習 エトセトラ

今年度は、コロナ禍第6波の最中でしたが、2年ぶりで大学祭を行うことができました。感染対策考慮の為、名称は「大学祭」ではなく「学習成果展示会」として、展示を中心とし
、入場者も在校生とその家族及び卒業生と制限し、規模を縮小して行われました。
 とは言え、どの展示会場も,想像以上に充実した内容でした。初めて大学祭を見て、今までの伝統の重みを強く感じました。
一般公開出来なかったのがとても残念です。

 

令和4(2022)年3月5日(土)   
 テーマ 遊んで 学び 深める人の輪

      (テーマ考案者 地域文化学科43期生 T.Oさん)

 

  3月4日(金)午前中  準備作業 (体育室)

 
    パネルに模造紙を貼る ↑
 ワッポンでとめる ↑
 仮止めでレイアウト ↑
  両面テープで本張り ↑ 
内容毎にマスキングテープで色枠どり ↑

   文化委員と展示発表者が事前に、レイアウト設計を綿密にされていて、当日はテキパキと作業が進みました。

**** 展示完成 *****4日午後と3且5日(土)は展示見学*****

熱心に見入る見学者たち
 大きな写真や地図、QRコードも貼り付けてさらに詳しく説明を見る事ができる工夫も。
 『近江の玩具』 実物も沢山集めて展示
 羽子板・紙風船・竹とんぼ・駒・おじゃみ等、シニア年代の者なら、誰もが遊んだ玩具ですが、今は昔……

 
『席札から華道を語る』の展示の前には…

 桃のお花の生花と席札”に合わせて、旧家で大切に保存されている骨董 の品々が並ぶと、其々の時代が調和した空気が漂いました

                                                     
展示内容の紹介

 粕淵先生の3か月間の講義のまとめとして「個人調査発表会」が12月に行われました。29人の発表の中から5つのテーマを選び展示しました。、

『北国脇往還を歩いてみた』関ヶ原から木之本まで


「熊出没の恐れあり」の警告の道を歩いたり、藪で行き止まりになり引き返したり、旧道を外れてしまい姉川を三度渡ることになったりしながら、丸一日、

玉の集落~藤川宿~春照宿~小田の橋脚(やないだ)跡~伊部宿の本陣にたどり着く、
                               (K.O)

『湖北の巨木に見る野神信仰』


*湖北の高月町は「高槻」と書き、ケヤキ(槻)が多い

*重要な場所にある樹木を「野神さん」と呼ぶ
 
*「野神信仰」は稲作の守護神の一つ。また野原の神でもあり、人が農耕開拓の中での・地霊を鎮魂する意味もあり

*野神さんはケヤキやスギの巨木であることが多い。

*湖北では古代から現在に至るまで、自然を崇拝する心と結びつきながら伝承されてきた

*湖北は、巨木・老木・巨岩・湧き水が信仰対象となる民族信仰の宝庫である
                             (K.Y)
  
 
 『近江の玩具』


〇玩具は、祈り、願い、旅の思い出

 近江は、特に江戸時代に陸路の整備が進み、人々は平和を楽しみ、有名寺社詣でや名所旧跡を訪れたり、物見遊山を楽しむ風潮も高まり、その土地の名物や特に子どもの土産にその土地の玩具を買い求めた。郷土玩具には、家内安全・無病息災の祈願が込められ、縁日や宿場での名物となった
***
なるこ祭りの風車(高島) 
Xmasブーツ、ピンピン馬やピンピン鯛(草津)
薬屋さんの紙風船(甲賀)
小幡人形(五箇荘)  等

昔の子供達が玩具を手渡された時の笑顔を想像してみましょう.

「でんでんたいこ」は1歳の孫が大喜びしました 。       (T.T)
『席札(せきさつ)から華道を語る』

月の輪未生流の席札…華道の流派や格がよみとれるもの。「宗」は師範を表す

~華道の歴史~
昔昔 花を飾る習慣はあった
6世紀中ごろ 仏教の伝来…仏前供花…華道の起源?
室町時代 床の間…いろいろな場所に花が飾られる
 〃  中ごろ 京都の六角堂の住職「池坊専慶」「池坊専応口伝」という巻物に生け花の思想を書き、「華道」が成立
江戸時代はじめ 「立花」(りっか)
 〃  中ごろ 手軽な「生花」(しょうか)が広まる 
                (T.M)     
  『近江製薬業の歴史』と
~和中散Q&A~


「滋賀県薬業技術振興センター」は甲賀にあり
『茜さす 紫野ゆき…君が袖振る』は薬猟りの時に詠まれた歌で最古の薬記録
*伊吹山の薬草は平安宮中に献上
*甲賀売薬=忍者の知識に関係
*伊吹もぐさ・日野の万病感応丸・
栗東の和中散・彦根の赤玉神教丸・近江八幡のメンソレータムは全国に広まる
             
(T.O)&(T.O) 
 
~展示した実物~
  
 
  羽子板   駒&でんでんたいこ  昔の台帳
 
  木製動輪石臼
  のパネル 
 ももの生花と席札 燭台

2023年大学祭(7月20~22日)
課題学習の5グループの展示と併せ、ChatGPT(生成AI)、カロム、クラフトアートの展示をしました。

     
 準備の様子 結構暑かった!  フォトウオーククラブ 
     
 課題学習-草津の歴史と文化- 課題学習-近江の蕎麦-  課題学習-近江の伝統と技- 
     
 課題学習-近江の城下町- 課題学習-塞王の楯の地をめぐる-  ChatGPT,Bingを用いた生成AIの実演
     
 カロムコーナ クラフトアートは多くの子供さんが来ました  盛況なときもありました 
     
 城下町グループの皆さん 蕎麦グループの皆さん  絵画クラブ、というか個展みたいでした 
     
 ”さては南京たますだれ” 陶芸学科の展示。湯のみを買うとお猪口が付きました  園芸学科の展示 

このページTOPへ