課題学習の実施から課題学習報告書作成までの1年半のあゆみ
1.目的・内容
レイカディア大学2年生の必修講座・選択講座の一つとして、大学卒業後も
地域の「担い手」として社会活動に取組むことを念頭に、グループで調査・
研究を行い、地域の仲間づくりの取組方法を身につけることを目的に、
課題学習を実施しました。
2.あゆみ
実 施 期 間 |
内 容 |
2019年10月 ~11月 |
・取組みたい内容を基にメンバーが集まり、グループ 分けを行う。 ・グループメンバー決定 3グループ ・今後の取り決めについて学習計画の立案・計画書の 作成を行う。 ・学習計画書を事務局に提出 |
2019年12月 ~2020年2月 |
・学習計画書に基づき具体的に活動。 調査・研究を行う。 |
2020年 3月 ~ 8月 |
・「新型コロナウイルス感染症」感染拡大予防のため、 レイカディア大学休校。活動停止 |
2020年 9月 ~12月 |
・課題学習中間報告会の実施(9月10日) グループ毎に今までの取組状況をパソコンの パワーポイントを活用し、報告・発表を行った。 ・12月18.19日のレイカディア大学草津校 「学習成果発表会」において、展示場の一角に 各グループが課題学習で取組んできた内容をパネル 展示で紹介。又作品の展示を行った。 ・課題学習報告書の作成基準に基づき、仕上げた 報告会の書面及びデータを事務局に提出する。 |
2021年 1月 ~ 2月 |
・課題学習報告会の開催(2月12日) 報告会に向けてパワーポイントの内容・報告資料の 見直しとリハーサルを行った。 |
課題学習報告会クラスリハーサル&本番風景
①セラミックアート7(セブン)
②窯づくり研究班
③釉遊苦楽部
★ 印刷・製本された課題学習報告書は3月に配布されました。。
課題学習の実施にあたり初めは不安で一杯であったけれど、良い仲間に助けられ
たり、教えて貰いながら、楽しい時が過ごせました。良い報告書が出来ました。
課題学習担当委員 K.S
41期陶芸学科では、3つのチームに分かれて、課題学習に挑戦します。
グループ | テーマ | チーム名 | メンバー数 |
① | 地域の陶芸サークルの調査・交流 | セラミック・アート7(セブン) | 7名 |
② | 七輪窯・穴窯等の窯つくり交流 | 窯づくり研究班 | 5名 |
③ | テストピーズを使って釉薬の比率配分と作品による検証 | 釉遊苦楽部 | 5名 |
課題学習に向けて取り組みたい内容を元に、メンバーが集まり、3つのグループに決定した。
各グループごとに分かれテーマ・チーム名の決定
11月からは各グループごとにメンバーが集まり、今後の取組について、学習計画の立案、計画書の作成。
12月~1月 3グループとも、計画書に基づいて、具体テに活動・行動を実施している。
① 陶芸サークルへのアンケートを作成し、訪問・調査依頼
陶芸教室、陶芸クラブ見学・訪問調査
② みな窯クラブによる穴窯造りの進行状況の見学・体験学習
七輪釜による焼成実験
③ 釉薬の発色や付着状態などを調べるため、テストピース使って実験学習
・ 三角座標を元に釉薬を調合するため、予め釉薬原料を決め、信楽の丸二淘料(株)・信楽窯業技術試験場等現地の訪問先で
実験学習の目的、作業内容、作業方法を説明・相談し、担当者から助言を得る。
・ 釉薬原料・粘土・乳鉢等必需品の購入 ・ テストピース作成(102個)⇒素焼⇒釉薬原料の配分比率の確定⇒3種類の釉薬原料の配合
(配合量は5g=計量器にて計る)⇒
配合した原料を乳鉢で擂り、より細かな粉末状態にする⇒釉薬の作成(原料に少量の水を加えドロッとした液体にする)⇒テストピースに塗布
・ 再現作品の制作⇒素焼