ここでは基礎講座(旧必修講座)の学習内容を紹介します。
(2022年10月から必修講座は基礎講座に名称変更になりました。)
2023年8月25日金
午前:「近江と徳川家康との深い関係」〜大河ドラマ「どうする家康」に寄せて〜
淡海歴史文化研究所 所長 太田浩司 先生
1.徳川家康の略歴
2.越前国敦賀攻め
3.姉川合戦と徳川家康
4.「神君伊賀越え」をめぐって
それぞれに対して資料や史実に基づき解説
良かった点 、学んだ点:現在放映中の「どうする家康」をテーマの講義であった。特に、家康が辿ったであろう伊賀越えについて史実に基づいた講義は、具体的な内容であり有意義であった。
午後:2023年度寄附講座 〜卒業後のそれぞれの活動事例について〜
1.「私のボランティア活動に対する考え方・取り組み方」 小石秀司 様
2.「守山市ボランティア観光ガイドについての活動報告」 中務正人 様
3.「陶芸を通じてボランティア活動」 栗山 悟 様
4.「新海浜に生息するハマエンドウ等の保護・育成の取り組み」 小西真一 様
活動してきた体験、その取り組みに対する姿勢、考え方について説明された。
良かった点 、学んだ点:現在行っている活動、ボランティアを始めた経緯、活動の具体的な内容など説明された。具体的な内容であり有意義な講義であった。新海浜でのハマエンドウ等の海浜植物の保全活動について、具体的に説明がありとても参考になった。
2023年8月4日金
午前:地域文化とまちづくり -人生道のり(ライフコース)から考える-
住みよいまち&絆研究所 代表 奥野 修先生
1.地域文化とまちづくり『プラムおじさんの物語(絵本)から気になったテーマを考える』
① 花(最初の一歩は素晴らしい、好きなことから)
② 庭(隣人トムのアイデア)
③特産品(オープンマインド、人を巻き込む)
④観光地(プロデュース、成功)
2.古写真から町の記憶を再現、みのり文庫を子供の居場所に、足軽屋敷の活用と防災まちづくり、最近の活動(大梅田タイムスリップ)
午後:排尿サポーター育成講座 -おしっこの困りごとからケア方法まで-
とみた腎泌尿器クリニック看護師 松本さん、久保さん、田中さん
1 おしっこの基礎知識(メカニズム、困りごと)
2 困りごとのケア方法(骨盤底筋群体操ほか)
3 排尿サポーターの役割(おむつ、パッド、尿器、トイレ等)
4おしっこの困りごとの相談先(医療機関、保健センターほか)
良かった点 、学んだ点:排尿サポーター育成講座で初めての体験としておむつを履いてみた事は今後の事を考えると大変貴重な体験になった。初めは皆さん恥ずかしがったり面白がったり、しかし真剣だった。
2023年7月14日金
午前:シニアのためのハラスメント講座
株式会社 しがぎん経済文化センター 取締役社長 西堀 武先生
シニアのためのハラスメント講座~アンコンシャスバイアスを知る、気づく、対処する~
(1)人間は忘れることで生きていける生き物~記憶するためには復習が必要
(2)アンコンシャスバイアスのセルフチェックと「自分は大丈夫」の落とし穴
(3)アンコンシャスバイアスによって引き起こされる問題と男女のいずれかに偏った表現
(4)パワーハラスメントの実態、セルフチェック、具体的な内容
(5)モラルハラスメントの具体的な内容と被害による影響
(6)グレーゾーンパワハラ~パワハラと指導(業務の適正な範囲)の違いについて
(7)パワーハラスメントを予防するためには、十分な理解と関心を高め、コミュニケーションの質をあげて、お互いを尊重し合える関係性を築くこと
良かった点 、学んだ点:
(1)アンコンシャスバイアスは、誰にでもあり、気付きにくいもので、バイアスを知って、自分で気付き、自ら是正していくことでしか自分を変えられない。
(2)グレーゾーンパワハラは、パワハラと指導との境界線で夫々の対人関係によっても変わってくるので、よりコミュニケーションと人間関係が大切である。
・左右の指と腕の組み方で脳タイプが4つに分類されるという内容では、当たっていることが多くて参考になった。時々組み替えてみます。
・無意識の偏見や思い込みは、自身でも気を付けていましたが、まだまだ気付いて いないことが多くあることを自覚した。長年の意識として染み付いたもので、
変えることは簡単ではないが、学びを深めて変えられるよう努力したい。
午後:クラス活動
学園祭の準備など
2023年7月7日金
午前:①特殊詐欺をはじめとする身近な犯罪から 身を守る。②特殊詐欺対策サービスのご紹介
滋賀県警察本部 生活安全企画課 関早紀子警部補
NTT西日本滋賀支店 土井さん、上野さん
1.特殊詐欺の手口と現状
① オレオレ、還付金、預貯金、、架空料金請求詐欺、キャシュカ-ド詐欺盗、架空料金請求詐欺盗
② 特殊詐欺の現状(R5年上半期:144
件、1.5 億円)、固定電話を契機とした手口
③ 詐欺犯人の 3 つの策略、だまされない対策(最新の手口を知る、3つの決め事+1)
2.特殊詐欺対策サ-ビス(NTT西日本) ナンバールディスプレイ、ナンバーリクエスト他無償提供
良かった点 、学んだ点:
1. 特殊詐欺⇒手口を知ってしまえばだまされない。最新の手口を知ることの大切さを痛感した。
2. 手口は非常に巧妙で電子マネ-での支払い要求など進化している。疑ってかかることが重要。
午後:徳川家康と城づくり
滋賀県立大学名誉教授 中井 均先生
1 家康移城の変遷 『岡崎城、浜松城、駿府城(前期.大御所時代)、江戸城』
2 天下普請の導入(割普請による築城の効率化、諸大名への経済的負担)
3 城郭政策(一国一城令、武家諸法度の発布、新規築城の禁止、修築の届出制など)
良かった点 、学んだ点:中井先生のお話はとても分かりやすく、漠然と知っていた点が面への理解に繋がった。
2023年6月30日金
午前:卒業後の活動に向けて
同窓会、サポートの会、えにしの会
卒業後の活動について、同窓会、サポートの会、えにしの会から説明があった。
同窓会副会長・小島氏から、同窓会員が現在1400名であること、大津支部では全員入会していること、その目的が1.会員の親睦交流活動、2.地域活動、ボランティア活動、3.母校の存続、発展活動への寄与であることが紹介された。サポートの会代表・廣原氏から、サポート隊から発展し、授業や大学祭、自主講座、事業企画やPC等のサポートを担うことが紹介された。えにしの会会長・堀江氏から、NPO法人化し、在校生と卒業生を会員として地域に貢献することを目的とすることを紹介。
良かった点 、学んだ点:同窓会、サポートの会、えにしの会の関係、それぞれの目的がよくわかった。
午後:縁に生きる
学校法人佛教教育学園 理事長 田中典彦先生
縁(えにし)に生きるということで、先生のインドでの留学体験、インドは多宗教社会であることから始まり、すべては縁起、自己、心一つで、因縁の中で生かされている、人生とは、自分の思いを調える、縁を変える、ボーと生きない、人生とは今日1日、という話を漫談風にわかりやすくお話しされた。
良かった点 、学んだ点:・インドに留学という貴重な体験をされた先生のお話で、そこから多様性や世界の考え方の違いなど興味深い話を聞けた。行き詰まったら縁を変える。「ねばならない」ではなく「しようしよう」へ。テレビの守りやめ、私が生きていることを生かすなど、示唆に富むお話を聞けた。
2023年6月9日金(ビアンカにて校外学習)
13:00-15:00:ビアンカ(湖上) 湖上散歩 ~近江の文学 ・歴史 ・風士を学ぶ~
西本椰枝 先生
全校生徒が2 班に分かれて講義を受けた。
「琵琶湖」のこと
びわ湖大橋以南を南湖、以北を北湖伊賀盆地辺りで生まれ徐々に北に移動、現在のところ約4
3万年まえに移動した古代湖(10万年以上の湖を古代湖と言う)
・琵琶湖と風「 湖陸風」(湖風・陸風・おろし)*自然の動きを見極める力が必要・・
・琵琶湖の湿気・・・気候緩和(水は温まり難く冷え難い=湖陸風の発生もこれ)
良かった点 、学んだ点:1年生、2年生各学科全員での湖上(ビアンカ)での授
業で学校内と違って新鮮で開放的な感じで授業を受けることができた。琵琶湖の周りの独特な風土や琵琶湖の漁(待ちの漁で獲りすぎないのが琵琶湖流)今だけでなく将来を見据えると大切なお話をお聞きしたのは大変勉強になり感動した。
2023年6月2日金(大雨警報のため公共交通機関が止まり、リモート受講が5名であった)
午前:被災地で分かった本当に必要な支援と防災 の備え 〜全国の事例から学ぶ〜
災害 NGO 結 代表 災害支援コーディネーター 前原 土武先生
クラウドファンディングについて、プロジェクト事例紹介、成功のポイント、質疑応答他
(1)災害支援コーディネートの役割〜被災者とボランティアを繋ぐ架け橋になる、ボランティアセンター(VC)立ち上げ
(2)発災から復旧、復興対応〜住民、行政、支援の体制で支援部隊として関係機関と調整しVC 開設
(3)中間支援〜直接支援(現場V,技術系V)や後方支援(募金や企業)を繋ぎ、支援活動を調整する
(4)災害ボランティアセンター〜災害ボランティアの力を借りて現場が効率よく機能するよう調整する
(5)災害支援の歴史〜ボランティア⇒災害ボランティア⇒災害支援の専門家、社会と共に変化する災害支援
(6)現代社会の課題〜互助、共助、自助、公助夫々に課題が多いからこそ手をつないでいくこと
(7)災害対応は平時から防災〜平時から出来ることを増やし、課題を解決できる能力を備えること
(8)災害前までの備え〜①受援力、②連携、③自助・互助、有事よりも平時が大切
良かった点 、学んだ点:(1)災害発生時に支援に集まったボランティアの人達をコーディネートしてサポートする人達がいて被災した現場が効率よく機能するために働いていることを初めて知った。 (2)いつどこで災害が発生しても不思議ではない時代、平時からできることを増やし、自分で解決できる力を備えることが防災の考えの基本であることを気付かされた。
午後:クラブ活動休講
2023年5月26日金
午前:クラウドファンディングで地域貢献 〜地域活性化事例とプロジェクト成功のポイント〜
合同会社 Medi Art代表 植田淳平 先生
クラウドファンディングについて、プロジェクト事例紹介、成功のポイント、質疑応答他
① インターネットを通して不特定多数の人から資金を募るために利用されサービス
② クラウドファンデイングの種別(寄付型、購入型、金融型)
③ 挑戦者への共感、信頼が大事(応援.支援.参加したい、何をやるか、誰がやるか➡納得)
④ 購入型のリターンの内容(モノ、サ-ビス、権利等
お礼の手紙だけより具体的な方がベター)
良かった点 、学んだ点:クラウドファンディングの言葉は知っていたが具体的な仕組みを初めて理解する事が出来た。
午後:認知症サポ-タ-に参加しよう
草津市役所健康福祉部長寿生きがい課 草津市認知症キャラバン・メイトの皆様
認知症を学び地域で支えよう(認知症サポーター養成講座標準教材)
①
DVD視聴『認知症と向き合う』約20分
② 脳の病気であること。老化と認知症の違い。早期発見,早期対応のメリット。正しい理解。
③ 対応の3つの心得 1)驚かせない 2)急がせない 3)自尊心を傷つけない
良かった点 、学んだ点:認知症に関して正しい理解に基づく対応の大事さを改めて認識させられた。特に介護をしている家族の気持ちの理解(第1ステップ〜第4ステップ)の大切さを痛感した。約20年前に観た若年性アルツハイマーをテーマにした渡辺謙主演の映画『明日への記憶』を改めて思い起こした講義内容だった。
2023年5月12日金
午前・午後:「ニュースポーツ大会」草津校 体育委員会主催
開会式 9:45〜10:00 開会挨拶&確認事項、準備体操、開会宣言
競 技 午前の部 10:00〜12:00 昼休み12:00〜13:00
午後の部 13:00〜15:00
競技種目; 囲碁ボール、ビーンボーリング、ボッチャ、クロリティー
体力測定;垂直跳び、棒反応、片足立ち、握力、長座体前屈
後片付け
閉会式 15:00〜15:20 閉会挨拶、閉会宣言
良かった点 、学んだ点:
・去年に続きニュースポーツ・体力測定項目も多く、楽しく愉快に、体験・理解できた。
・競技種目では、学科内2チーム、44期びわ環との対抗戦で総合順位を競いあり、盛り上がった。
・学科内及び44期びわ環との相互親睦がはかれた。
2023年4月21日金
午前:インターネットと人権 -SNS 等のトラブルを未然に防ごう-
一般社団法人 ソーシャルメディア研究会 竹内 義博 先生
(1)便利で楽しいという光の部分と危険や不安を伴う影の両面あり、正しく怖がり、賢く使おう。
(2)SNS のトラブル、サポート詐欺、フェイクニュース、誹謗中傷の実例と注意事項。
(3)アカウントとパスワードの管理、アプリの見分け方、困ったときの対処方法など。
良かった点 、学んだ点:インターネットでのトラブルは誰でも経験があり、都度自身で対処してきたが、トラブル対応の方法や、相談窓口など具体的な内容を聞いて有益であった。インターネットで多いトラブル内容とその対処方法とか事例紹介があれば参考になると思う。
午後:琵琶湖環境の課題とマザーレイクゴールズ(MLGs)
琵琶湖環境科学研究センター 専門研究員 佐藤 祐一先生
(1) 琵琶湖環境の歴史的変遷〜農薬汚染と公害⇒富栄養化と窒素・リン規制⇒環境対策の広がり⇒水質改善と動植物の異変⇒気候変動と琵琶湖の不安定化の解説。
(2) MLGs〜琵琶湖を切り口として SDGsと私たちの暮らしをつなぐ 2030年の目標13のゴール。
(3) 最近のトピック〜気候変動の琵琶湖への影響、マイクロプラスチックの影響、小さな自然再生の取組み。
良かった点 、学んだ点:琵琶湖環境の講義は、分かっていること分からないことを明確に説明され、より理解が深まった。小さな自然再生の取組みとして魚類の回復のためいろいろな場所で展開されており多くの人達の支援と協力の賜物と感じた。
2022年4月7日金
午前:アンガーマネジメントを知り感情をコントロールしよう
一般社団法人日本アンガーマネジメント協会 ファシリテーター 尾崎 沙千先生
アンガーマネジメントは決して怒らない事ではない。衝動のコントロール、思考のコントロール、行動のコントロールで感情のコントロールをして、賢く生きていこう。怒りの連鎖を断ち切って行こう。
良かった点 、学んだ点:特になし。
午後:能へのいざない「能を通じて見る日本の心」「花は心 種は態(わざ)なるべし」
観世流能楽師 吉浪 壽晃先生
能楽の歴史、能舞台、演目、楽器等のやさしい説明。
十数個の能面と二着の能装束の説明と展示。
能は、見る人の想像力をはたらかせ、イメージを大きく膨らませてくれる芸術。
良かった点 、学んだ点:ほぼ別世界を体感できた。私達にはなじみの少ない能の世界を説明された。興味を持って聞く事ができた。
2022年3月17日金
午前:コミュニケーションや情報発信に役立つITツールを学ぶ
龍谷大学社会学部准教授 坂本 清彦先生
昨年9月に実習を伴った授業をしていただいた内容の詳細で2回目
・LINE オープンチャット
・オンラインでの共同作業のためのGoogleアプリ
・情報発信にFacebook, Twitter, Instagram
・セキュリティについて
前回に比べて詳細に教えていただいた。
良かった点 、学んだ点:知っているようで知らなかったITツールの使い方を学べて勉強になった。使ってみたいという気になる。
2022年3月10日金
午前:負担をかけない身体の使い方
びわこリハビリテーション専門職大学 講師 川崎 浩子先生
「負担の少ない身体の使い方」と言うテーマでお話しいただいた。歳をとると身体機能は徐々に低下していき「身体が重い」「思い通りに動けない」と実感することが増えてくる。老化は個人差が大きい。45歳くらいから老化スピードに差が出てきて老化は個人差が大きい。新型コロナ禍においても生活は一変し、身体的活動が減少した人は4分の1が社会参加、人とのふれあいが低下した。社会参加は健康維持
(フレイル予防、介護予防)のために重要。自分がフレイルになっていないかチエックする。
良かった点 、学んだ点:日常生活の中で毎日何気なく繰り返している動作の中で、無理も負担も気にならなくおこなっていることが知らず知らずのうちに大きな負担となっていることが多々あることに気がついた。フレイル予防の大切さや負担のかかりにくい身体の使い方(段ボール箱の持ち方等)動強になった。
午後:災害への備えと地域防災力の向上をめざして
滋賀県防災危機管理局 細川 優衣先生
地震について(地震のメカニズム)(滋賀県に被害をもたらす地震について)。
地震に備えて地域防災力の向上について。
自助=まず自分の身を守る。自助=まず自分の身を守る。
共助=周囲の人達が協力、助け合う。公助=公的機関による救助、援助。
良かった点 、学んだ点:他人事のように思っている災害が何時、急に自分の身に起こるかしれないのに、どれだけ災害に備えているだろうかとあらためて考えさせられた。最低限の備えはしておくように努力しておきたく思う。
2022年2月24日金
午前:ボランティア活動について(実践編)
特定非営利活動法人まちづくりスポット大津 コーディネーター 白井 恭子先生
レイ大38期仲谷さんの観光協会、42期橋辺さんのダンス・水泳教室のサポートのボランティア活動の事例の発表があり、その後講師のまちづくりスポット大津での事業の内容や、講師自身のボランティア活動の話をしながら、ボランティア活動についてのきっかけとなる話、地域でのボランティア活動の紹介、卒業にどんな活動をすればいいのかのヒントとなる様に、今求められているボランティアや自分に合ったボランティアは等のアドバイス。
良かった点 、学んだ点:ボランティア活動についての体験活動を伺い、今後の参考とはなった。
2022年2月17日金
午前:自然の魅力~マキノでの活動を通して
マキノ自然観察倶楽部 代表 谷口 良一先生
自然の魅力〜マキノでの活動を通して〜
(1)自然の豊かさは、生物多様性〜多種類の生き物全てが複雑に関係しながら生きている〜が豊か。
(2)自然の魅力は、単体の自然だけでなく、関係する歴史や暮し、風景や季節等で構成されること。
(3)山、里の魅力は、奥山の森林や季節の花類、里の四季、人の暮し、人との関わりのなかにある。
(4)琵琶湖の魅力は、春夏の水辺の活動や歴史的建造物との景観など自然と人との関わりにある。
良かった点 、学んだ点:マキノ、高島地区の奥山、里に関する自然の景観を画像で紹介し説明して頂き興味深かった。自然だけでなく歴史的な出来事や史跡、建造物などに関しても丁寧な説明でよくわかった。マキノは、桜とメタセコイアが名所になったが、史跡、名産品などの知名度を上げる活動を期待。
午後:まちづくりと環境問題
龍谷大学名誉教授 竺 文彦 先生
(1) 日本と欧州のまちづくりの違い:欧州の街は、建物の高さや壁面を揃えたり、石畳の道路や電線の地中埋設など金を掛けても景観を重視、日本はコスト優先で全体景観の意識が薄い。
(2)大津まちづくり活動:大津環境フォーラムや大津の町屋を考える会など活性化に取り組む。
良かった点 、学んだ点:滋賀に古い仏像が多く、各地のお堂にまだまだ知られていないびっくりするような仏像があることに驚いた。仏師の3流派など勉強になった。大津まちづくり活動は、点の動きを線から面の動きにするためには、全体構想が必要と思う。
2022年2月3日金
午前:健康づくりのための初代、2代目ラジオ体操第三の役割
ラジオ体操のすすめ フレイル予防とメンタルヘルスケア
龍谷大学社会学部 名誉教授 安西 将也先生
龍谷大学社会学部 教授 井上 辰樹先生
ラジオ体操の歴史とうつ病、生活習慣病予防の効用と実技演習(2代目ラジオ体操第三)心拍数が一番高くなるので効用があるのであろう。これだけではだめで、良好な生活習慣と他の有酸素運動との兼ね合わせも必要であると思う。2代目は少し複雑で難しく、きつめであった。初代はゆるい。幻のラジオ体操であるが、演者らが再発見し、効果を証明し、紹介している。
良かった点 、学んだ点:2代目ラジオ体操第三で体が暖かくなった。少し難しいパートもあった。
午後:近江の仏像・神像 近江南部の平安時代から鎌倉時代の像を中心に
公益財団法人秀明文化財団 理事 高梨 純次先生
近江(特に南近江)の仏像(一部神像)の歴史と重要性の紹介であった。近江は、7世紀後半から8世紀にかけて大津京、紫香楽宮などへの遷都により、付随の寺が建立されて、それに伴い古い仏像が安置されている。また、平安時代から鎌倉時代にかけては、有力な比叡山や園城寺などの宗徒拡大に伴い、豊かであった近江の各村々で安置され大事に保管されていた。今でも平安期の仏像がそういった村のお堂から発見されることも多い。滋賀県の重要文化財は全国4番目の多さである。
良かった点 、学んだ点:滋賀に古い仏像が多く、各地のお堂にまだまだ知られていないびっくりするような仏像があることに驚いた。仏師の3流派など勉強になった。
2022年1月20日金
午前:「近江が生んだ知将 石田三成」~その生涯と業績~
淡海歴史文化研究所 所長 太田 浩司先生
・長浜市石田村出生の三成の年表に即し、その生涯についての立身出世の経過、秀吉政権下での政治家・官僚としての業績について講義頂く。また、三成が西軍の中心となった「関ケ原の合戦」については、歴史的意義、両軍の知略や人間模様、逸話などを織り交ぜ、更に戦に敗れ囚われの身となり処刑されるまでを詳しく解説頂いた。
・彼が目指した戦国の世を終わらせての中央集権的な国家感(平和な国、公平な農本主義等)を概説頂いた。
良かった点 、学んだ点:・秀吉のブレインであり、近年再評価されつつある石田三成の人間像、所領で行った平和/平等に繋がる政治、時代を先取りしたかのような国家感の一端・エッセンスをお話頂き、歴史ロマンを感じながら大変興味深く学べた。
今後、これまでの(マス)メディアがつくり出す人物イメージ・虚像に囚われない新たな人間像を学びたいと感じる。
午後:「健康と美容を手に入れる」 ~オーラルケアと血流改善を学ぶ~
花王グループカスタマーマーケティング株式会社 小川先生
・くらしの中での血流改善方法として生活習慣(正しい姿勢,体を温める食物、適度な運動),入浴の方法・効能(特に炭酸温泉の効能)、蒸気温熱等の具体的な
HOW-TO をお話頂く。
・口腔ケアとして、正しい歯磨き,舌のケアの HOW-TO をお話頂く。
2022年1月13日金
午前:あたらしい人権学習としてのLGBTQ(性的少数者)
イーコミュニティ 橋本竜二先生
講師自ら、性的マイノリティを公表されて、実体験に基づく講義には説得力があり、このような機会は少ないと思う。言葉では理解していても、実際に自分の近くにLGBTQの人が存在している場合、以前ほどセンシティブな問題ということはなくだんだんと世間に受け入れられてきたように思う。男尊女卑から男女平等になったように時が問題を片付けてくれるかな。
良かった点 、学んだ点:・テレビ等映像では、LGBTQの方のお話を伺ったことはあるが、実際に生での講話は初めてであった。
午後:目指せ! 褒める達人、褒め達講座
ここ しみず事務所 清水美代子先生
ほめるとは→人、物、出来事を褒めると→脳が活性化し能力が上がる。人生の成長には→自分が出来ているか、自分に置き換えて考えてみる。3D(でも、だって、どうせ)を言わない。自分の物差しで人を見ない→一つの絵ですら見方が違うもの。褒めて育てる3S(すごい、さすが、素晴らしい)→ありがとう。
良かった点 、学んだ点:人間の多様性は時を超えて複雑になってくる。昔からこの問題はあったのだろうか。
2022年12月2日金
午前:井伊直弼の生涯
米原市柏原宿歴史館 館長 谷口 徹先生
井伊直弼の政治的な役割と文化人として、多くの学問を修めた人となりを詳しく教えていただいた。
良かった点 、学んだ点:芸術等を深めた人間性と政治への動きの関連はどうなのか聞きたかった。
午後:健康にとっての睡眠の重要性
公益財団法人西川文化財団
日本人の睡眠の状況、大切な役割、メカニズム、快眠のためのテクニックを教えてもらう。睡眠とは身体のメンテナンス、集中力の維持、メンタルバランスの維持、食欲のコントロール、免疫力を維持するので、充分、重視することが必要になる。
2022年11月25日金
午前:シニア世代の整理、収納術
整理収納アドバイザー 中島 由子 先生
シニア世代の整理収納術~自宅でいきいき暮らしために~
先ずよく使うもの、余り使わないものに分ける。
高齢期の整理収納 心身の衰えに対して収納のテクニックを用いた自立支援を必要とする時期
転倒を防止する工夫 動線上にもの、延長コード、カーペットのめくれがないか・・・
記憶力への配慮 定位置を決める、オープン収納、ラベリング 、半透明収納ケース等
良かった点 、学んだ点:整理収納が苦手な自分としては大変参考に学ばせていただいた。
午後:骨、カルシウムセミナー
雪印メグミルク(株) 関西コミュニティセンター 唐住 泉 先生
骨、カルシウムセミナー~骨の健康のために大切なお話し~
健康 づくり:食と運動
コンクリート建物に例えるとコラーゲン=鉄筋 カルシウム =コンクリート(丈夫な身体)
朝にタンパク質を摂ると良い カルシウムは血液中にあり骨や歯を作る、神経の伝達命令等・・
良かった点 、学んだ点:只食べるだけでなく食の内容、運動等無駄なものはなくてバランスの大切さを再認識できた。
午前の授業も、午後の授業も直接日々の我々の生活に大切な話で真剣に勉強できた。
2022年10月14日金
午前:課題学習をみんなで進めるために
滋賀県立大学 特任准教授 森川 稔先生
2022年11月4日金
午前:高齢者の自立とは何か?
滋賀大学教授 神部 純一先生
高齢者の自立とは何か?
(1) 高齢者の自立には、身体的な自立、経済的な自立、精神的な自立と三つの構 成要素がある。
(2) 歳を重ねて比重が増すのは精神的自立で、生きがいや自己選択/ 決定で自立力が高められる。
(3) 自立力を高めるには生涯学習が有効で、生活の質向上と自立的生活能力が開発される。
(4) ライフレビューで人生を振り返り、過去の自分と向き合い、更に自分史を書く方法もある。
良かった点 、学んだ点:高齢者の自立では、身体的と経済的な自立を常々意識していたが、精神的自立については自覚が薄かった。高齢者にとって必要不可欠で自立の中で占める比重が大きいことがわかった。
ライフレビューは、高齢者を対象とした心理療法のひとつで、介護施設や病院などの支援方法として活用するものと認識する一方、自分史は、誰に何を伝えたいのかが基本で、目的が異なると考えられる。
午後:: 健康と生きがいづくりに役立つ笑いの力 大道芸で笑って健康に
大道芸人 田久 朋寛先生
笑いと健康について~大道芸実演(ジャグリング 、皿回しなど)後の講演内容
(1)笑いは歳と共に少なくなるが、笑いには様々な健康効果があり、笑いを増やすよう努めること。
(2) フレイル予防には、どこかに出かけて活動することが有効で身体活動を減らさないことが大切。
(3)また、楽しめることを続けることが大切で気軽に楽しめる活動を続けてみよう。
良かった点 、学んだ点:加齢と共に笑いが少なくなる、笑いには様々な健康効果があること、身体活動の大切さを学んだ。独特の芸と話術でおもしろ楽しく受講できた。日常生活で笑いが少なくなっていること、笑いの効用、毎日の身体活動の重要性など当たり前のことを改めて
気付いた有意義な講義だった。
2022年10月14日金(ここから2年次)
午前:課題学習をみんなで進めるために
滋賀県立大学 特任准教授 森川 稔先生
2022年9月2日金
午前:今日から始めるフレイル予防 ~高齢者が陥りやすい「フレイル」とは?要因と予防策~
立命館大学 スポーツ健康科学部教授 真田 樹義先生
人生100年時代を向かえて~若年層からのフレイル予防~のテーマで以下を受講した。
1.健康づくりのための運動2.高齢者の特性とアセスメント3.高齢者のトレーニングの実際
・今の高校生の平均寿命は107歳になるといわれている。
・滋賀県は国内で男性が1位、女性は4位の長寿県である。(健康寿命では男性2位、女性3位)
・滋賀県の健康寿命に及ぼす要因の1位は、男性はスポーツ、女性はボランティアとの統計結果。
・有酸素能力=最大酸素摂取量は心拍出力、骨格筋、循環機能、呼吸機能の順で大きい。
・健康寿命を延ばすためにプラス・テン(今より+ 10分体を動かす)から始める・・座位時間の減少。
・加齢による機能低下は、サルコペニア、ロコモ、フレイルのステップがある。
・フレイルを防止するには、栄養と運動を通してサルコペニア(筋肉減少)を予防する事が肝要。
良かった点 、学んだ点:・老化のプロセスと現象およびその防止対策を学べたことで、老化防止のために自分が日常生活で取り組むべき課題とその方法が多少なりとも明らかになった。この知識をこれからの老化予防にどれだけ生かせるかは自分次第と痛感した。
午後:ICT活用講座 ~ZOOM & lnstagramを使ってみよう~~
龍谷大学 社会学部准教授 坂本 清彦先生
ZOOMを使って大人数での会議やグループでの会議方法などを、坂本先生の生徒10数人がPCを大教室の各所に配置して実際に見ながら操作方法などを学習した。
・ZOOMでは、文字やファイルを送ったり共有化したり、参加者を少人数に分けたり、ホワイトボードの機能を使ったり、手を挙げるマークを表示したり、会議に必要な基本的な機能について学んだ。
・Instagramでは基本的な利用方法、写真や動画の投稿の仕方、文字の挿入、友達登録の方法などを学んだ。
良かった点 、学んだ点:ZOOMやInstagramの基本的な機能を学び、利用する機会があればいろいろと活用できそうに思った。
2022年8月19日金
午前:人権学習 ~人権を身近に感じよう~
滋賀県社会福祉センター・滋賀県立文化産業交流館 杉本 正紹先生
人権問題を私たちは、見ているようで見ていない。意識してみると社会的少数者が見えてくる。法務省は、啓発強調事項として17の項目を中心に人権への正しい理解を呼び掛けている。女性、子供、高齢者、障碍者、同和問題、アイヌ、外国人、HIV等々・・17項目
2025年問題(団塊の世代)2035年には3人に1人が高齢者となり、労働力の不足での対策や地域での助け合い、外国人の受け入れ等の課題がある。境界線、自分と他者の境界線はそれぞれで違うのでマイクロアグレッション(些細な攻撃)は、アイコンシャスバイアス(無意識の思い込み)で相手を傷つけるため配慮が必要である。人権は世界基準で。
良かった点 、学んだ点:人権問題は、差別せず普通に接していたら発生はしないと思っていたが、そこに理解すること、配慮や過去を知ることなど、複雑な要素があることを改めて考えさせられた。
午後:~生活の質を高める福祉用具の活用・住環境整備~
滋賀の緑創造実践センター・滋賀県社会福祉協議会・滋賀県福祉用具センター 谷 佳代先生
福祉用具とは、使用することで生活が便利になり、人力によるサポートも少なくなる。自分でしたいことも介護者を頼らないで出来る。相談する専門家もいるので相談を。
良かった点 、学んだ点:自分や家族が障害者になったときや、周りの人に、アドバイスすることが出来るように思う。
2022年8月5日金
午前:琵琶湖と生き物たちのおいたち
滋賀県立琵琶湖博物館館長 高橋啓一先生
数百万年前から琵琶湖の生い立ちや生き物を超長い時間スケールで面白く説明。
古琵琶湖層群の発掘調査状況。
良かった点 、学んだ点:我々「琵琶湖環境学科」の者は当然だったと思うが他の学科の人達(滋賀県在住なので)興味深く超古代を想像できただろう。身近に存在する琵琶湖だが超長いスケールでの太古の時代を学べた。
午後:卒業生寄附講座 レイカディア大学のさらなる飛躍に向け在校生と卒業生に今何ができるか -大学休校の危機を乗り越えた先輩達に学ぶ-
草津校サポートの会
レイカディア大学の存続の危機を乗り越えた状況、並びにその後の卒業生の取り組みを聞き、現在在校生として何を考えていかねばならないかを考える。
良かった点 、学んだ点:時間が経つと何を教訓にしていかねばならないか考えることが難しい。
2022年7月29日金
午前:高齢者の交通事故防止
滋賀県警察本部 交通部 交通企画課 高齢者交通安全推進室 ふれあいチーム 伊吹貴也先生
前半は伊吹先生による高齢者の交通事故の状況説明。「三方よし運転」+ベルト。風見しんごさん長女が交通事故で亡くなった体験を本人が憑依されたごとく話された。
後半は運転シミュレーションによるKYT。17名が参加し、危険回避のポイントを学んだ。17名参加だったが、全員が参加できたらよかった。
良かった点 、学んだ点:運転シミュレーションは交通事故のリスクがどこに隠れているのかが実体験できてよかった。
午後:子供の貧困における居場所づくり
特定NPO法人こどもソーシャルワークセンター 幸重忠孝先生
母子家庭、ヤングケアラー、不登校などでどこにも心の拠り所がなく孤立した子供、若者たちの声に耳を傾け、地域を上げて居場所を作る。身近な問題としてわたしたちにできることは?
良かった点 、学んだ点:子供・若者の孤立の最大の原因は貧困であり、社会が手を差し伸べないといけない。経済的な公的支援が必要。
2022年7月15日金
午前:ハラスメントのない社会のために
ミューストリーム代表 勝見真理子先生
人生100歳時代一人一人が「自分らしく生きる」ために何が大切かと講義してくださった。就職活動中に於いてもセクシャルハラスメントを受けた人も4人に1人といわれ信じがたい数字と内容も性的な冗談やからかい等、職場でハラスメントを経験した人3人に1人、又、ジェンダーハラスメント、パワーハラスメント等様々で被害を受けてどうしたか‥「我慢、何もしなかった」か「何をしても解決にならない」と深刻化する恐れと事。
良かった点 、学んだ点:自分は気付かないうちに他の人たちを不快な気持ちにさせていないかハラスメントについて考えてみた。
午後:パラリンピックを経験して思うこと 〜共生社会実現のために〜
パラスポーツメッセンジャー 清水千浪先生
東京パラリンピック車いすバスケットでは褐色細胞腫という怖い病気にかかり生死を彷徨う大病に打ち勝って車いすバスケットの道を前向きに活躍された清水千浪先生のお話し、選手村では全世界からハンディを抱えた方々がいらっしゃり共生社会実現のために心のバリアをなくし自然を知る違いを知り行動する出会う人皆先生と教えていただいた。
良かった点 、学んだ点:世の中、ハンディを抱えていらっしゃる方々はたくさんいらっしゃることを忘れてはならないし、又、前向きに頑張っていらっしゃることに心からエールを送り応援したく思った。
2022年7月1日金
午前:本の魅力・自分史の書き方
株式会社大垣書店 平野 篤先生
自分史とは何か?:過ごしてきた人生について「事実の整理」。自分という人間を理解「評価の世界」。誰に向けて書くのか「伝える」。
どう書き進めるか?:自分史年表を作成する。本にする「本の作り方」自分史を中心に。
何故本にするのか:本という媒体の優れている点。文化を信用してきた日本社会。
良かった点 、学んだ点:自分史の書き方、日本の印刷文化、本との出会いの大切さ。
午後:楽しく食べて健康に!~食事をすることの大切さ・高齢期の食事の摂り方
キユーピー株式会社 堀池俊介先生(リモートでの講義)
高齢期は栄養が減っていく⇒廊下の速度が速まる(栄養失調)
◎十分に栄養を摂る(たんぱく質、脂質)多様な食事を摂る。
・誤嚥を防ぐ⇒ぱたから体操
◎食生活の改善⇒10食品群チェックシート活用
・活動的な毎日⇒食欲を増す
・楽しく食べるには⇒健康、食欲、五感、リラックス、会話、笑顔
・骨の役割 カルシウム不足⇒骨粗鬆症に+ビタミンDも
◎野菜350g/日摂取と適塩取組み
良かった点 、学んだ点:リモート授業ではあったが、動画も含め、流れがスムーズな授業であった。10食品群チェックシートの活用。
2022年6月24日金
午前:CO2ネットゼロ社会づくりに向けた取組
滋賀県総合企画部CO2ネットゼロ推進課 参事 平田先生
大気中のCO2濃度の急上昇による温室効果で温暖化が進み、気温が上昇し、熱波の発生や大雨の増加など自然災害が多発、気候変動の影響が顕在化している。脱炭素化に向けた世界的潮流が加速する中、滋賀県は2050年温暖化を阻止するCO2ネットゼロを目標に掲げた社会づくりの推進を意思決定、計画策定し取組みを開始、その背景と計画内容を説明された。
良かった点 、学んだ点:CO2ネットゼロに向けた推進計画及び取組み内容を知ることができた。重点施策として再生可能エネルギー、特に太陽光発電の拡大に注力していることが分かった。ネットゼロ社会の実現に向けた挑戦では重点項目と明細が記載されているが、更に具体的な取組み事項を示し、中期2030年までの目標を設定して管理して欲しい。
午後:滋賀県の気象特性と防災気象情報
彦根気象台 次長 山﨑誠道先生
滋賀県の地勢と気候(風、雨、雷、雪)の特徴。台風、洪水、豪雨など過去の気象災害、近年の気候変動による高温、災害リスク増に対し警戒レベルと情報キャッチ方法を解説。
良かった点 、学んだ点:自然災害の少ない県と認識していたが、遡れば大きな災害があったことが分かった。熱中症警戒について暑さ指数(WBGT)が基準の様だが初めて聞いた。気温が一般的だが暑さ指数も普及が必要では?
2022年6月3日金
午前:高齢期を楽しく過ごすために「エンディングノート私の整理帳」
社会福祉法人大津市社会福祉協議会 井ノ口浩士先生
最初に滋賀県での福祉における現状を分かり易く説明いただき。それによって浮き彫りになる課題などまで話を展開して、私達がどの様に協力できるかに繋げて頂いた。自身の整理帳としてのエンディングノートを書くことで得られるいろいろな事。
良かった点 、学んだ点:様々な福祉問題が複雑に絡み合う現状では横断的な地域福祉が課題であること。エンディングノートを書こうと思えた事。
午後:災害時に活かされる地域の力・自衛の力「平常時の備え、発災時の自助・共助・公助」
自衛隊滋賀地方協力本部本部長 浅田健先生
「災害を生き抜く」と言うテーマで、知ること、備えることを多角的に説明し、生き抜くヒントを様々な要素から導いて頂いた。自助・共助・控除について。
良かった点 、学んだ点:普段、滋賀県で起こりうる災害の可能性の再確認と備える事の大切さ。コロナ禍、ウクライナでの戦争という現状で今日の講義を聞きながら胸が痛むと同時に備える事の重要性を更に感じた。
2022年5月22日金
午前・午後:ニュースポーツ大会
開会式 9:45〜10:00 開会挨拶&確認事項、準備体操、開会宣言
競 技 午前の部 10:00〜12:00 昼休み12:00〜13:00
午後の部 13:00〜14:15
競技種目; ビーンボーリング、ボッチャ、クロリティー、囲碁ボール
体力測定:垂直跳び、棒反応、片足立ち、握力、長座体前屈
後片付け
閉会式 14:45〜15:00 閉会挨拶、閉会宣言
良かった点 、学んだ点:
・はじめて体験したニュースポーツ・体力測定項目も多く、楽しく愉快に、体験・理解できた。
・競技種目では、学科内 4 チームで総合順位を競いあり、盛り上がるとともに、通常の講義ではうかがいしれない個々人の側面、様子がみられ、学科内の相互親睦が更にはかれた。
・ご準備・運営頂いた全ての皆様に感謝いたします。
2022年5月13日金
午前:高齢者をターゲットとした悪徳商法の手口と対処法
滋賀県消費生活センター 消費生活相談員
藤井永都子 先 生
1.消費生活センターとは、2.契約とは、3.最近の事例を知ろう、4.見守りの必要性、5.クーリングオフをしてみよう、6.まとめ 被害にあわないために
について実態や具体的な事例を示して講義され、生徒は大きな関心を持って聴講していた。特にクーリングオフに関しては、その対象や方法などについて多くの質問があった。
良かった点 、学んだ点:自分達の身近な問題として関心のあるテーマであり、対処法の基本を学べたことは有意義であった。
2022年4月22日金
校外学習 比叡山延暦寺
午前:行者道体験
行者道の山道歩行体験
延暦寺会館から根本中堂を経て西塔地域へ
釈迦堂、にない堂を通って東塔地域に戻るコース
午後:阿闍梨が行く記録ビデオ
特別法話「千日回峰行の修行」
藤原源信 大阿闍梨
昼食の精進料理を頂いた後、
NHK記録ドキュメント視聴(昭和54年「阿闍梨が行く」酒井雄哉千日回峰行記録)
藤波源信大阿闍梨の特別法話「千日回峰行の修行」聴講
良かった点 、学んだ点:千日回峰行という大変過酷な山中での荒行の実態を拝聴しより理解が深まった。また、日々の行い生活全体が修行であり、規則正しい生活をして、新しいことを学び、人間関係を学ぶことにより、健康で豊かな人生がおくれる。最近の課題や今流行の言葉などを織り交ぜた講話で楽しく聞かせていただいた。
2022年4月8日金
午前:外国人の人権について考える~滋賀県在住外国人の生活実態~
多文化共生支援センター所長 喜久川修先生
日本における外国人の数、法的地位、在留資格、差別事例と多文化共生支援センターでの外国人保護の取り組み等、どのように多文化共生、外国人との共生をするのかの話を聞かせて頂いた。
良かった点 、学んだ点:日本人の持つ外国人への偏見、白人とそれ以外の人々への偏見、取り組みが段々変えて行くことを理解できた。
午後:近江の万葉集
旅行作家 いかいゆり子先生
近江関連の万葉集109 首があること、近江の各所に建てられた万葉集の歌碑に関して、京都新聞に解説文を寄稿した万葉集を中心に歌碑建立の位置、建立至った話、新聞で解説を依頼された裏話、解説文の中身などを聞かせて頂いた。覚えておいて欲しい一首「近江の海
夕波千鳥 汝(な)が鳴けば 心もしのに 古(いにしへ)思ほゆ」を教えて頂いた。
良かった点 、学んだ点:普段、散歩等で見かける歌碑に万葉集の一首が書かれていること、その歌の意味を知ることで万葉の人たちが見た景色を思い起こすきっかけになると思い面白かった。
2022年3月25日金
午後:地域文化とまちづくり
住みよいまち&絆研究所代表 奥野修先生
地域資源の概念と蓄積力について学び、空家・空き店舗等思い付かない場所などを教えていただき勉強になった。地域に密着して活動する事の大切さを学んだ。地域が活力あふれるものになれば、いずれ自分が住み良くなると実感した。空き家を利用して、皆が集えるサロンを立ち上げていきたいと思った。
良かった点 、学んだ点:今日の講義をいかして活用していきたいと思う。
地域資源のWorkは意外にも自分では気が付かない点に気付かされ、役に立った。
2022年3月17日木
米原市 滋賀県文化産業交流会館(一部リモート聴講)
42期生卒業証書授与式
2022年2月25日金
午前:近江の聖徳太子 ~日本で一番聖徳太子 に愛された国「近江」~
元滋賀県立安土城考古博物館副館長 大沼芳幸先生
滋賀は日本で一番、聖徳太子関連の寺院・仏像が多い。なぜ、近江に聖徳太子ゆかりの寺院、仏像が 多いのかという謎を仏教伝来、鑑真和尚、比叡山の最澄の天台宗、あるいは親鸞との仏教史的、仏教
政治的観点から、聖徳太子が中国天台宗創始者である慧思の転生者であり、最澄は聖徳太子の教えを受け継ぐ者と解釈されることで近江に広がったと説明された。また、その過程で滋賀に多い十一面観音、千手観音像(=聖徳太子への転生前の姿)との関連や、さらに聖徳太子関連寺院が水源と関連が深いこと、水田の開墾、渡来人の土木技術との関係にまで及んだ。また各地に残る遺跡や祭りとの関連も説明された。実際に聖徳太子信仰が大きく広がったのは鎌倉仏教勃興期というのも興味深い。
良かった点 、学んだ点:滋賀と聖徳太子の関連がこんなに多く、またその説明も明確で興味深く、新しい滋賀への視点となった。今後の寺院・仏像等の参拝時の参考にさせていただこうと思う。
2022年2月18日金
午前:ヤングケアラー ~知ってほしい 介護する子ども・若者 のこと~
立命館大学 教授 斎藤真緒先生
・ヤングケアラーの定義と認知度、特殊集団家族のかたち(定位家族/生殖家族)、家庭内の関係性、ケアラーの個別実例
・ケアラーの要素:障害者/認知症/精神障害/外国ルーツ家族等ケアを必要とする人々/ケアラーの実態・推移
・ワーキングケアラーの実態と課題(社会/職場の無理解と乏しい制度等)、多重ケアとしてのサンドイッチケア(育児&介護)
・特に子供・若者ケアラーへの支援についてのあり方、視座。自治体の取組実例
良かった点、学んだ点:ケアをする人とそのケアラーについて実情と課題を再認識した。いつ自分自身や家族がケアラーを必要とする状況になるかもしれないが、このことはだれしも同じである。決して個人や家族のみに頼らない共助/公助社会への強い推進が必要だ。
午後:SDGsと私たちのくらし ~持続可能な社会のためにできること~
公益社団法人 日本消費生活アドバイザー・ コンサルタント・相談員協会 神澤佳子先生
・SDGsとは:2030年までの持続可能な開発のためのAGENDA. 17ゴール。232ターゲットのグローバルな社会革新運動
・暮らしとSDGs:私たちにできる活動:食品ロス削減、商品の選び方/買い方‥エシカル消費、エコライフ、環境配慮、フェアトレード、WPF、エコマーク、FSC/GOTS/RSPOマークでの商品選択等
良かった点、学んだ点:生産/消費から個々の人々の暮らし・行動のすべてがSDGsに繋がるものであり、今後“三方よし”に加え、“作り手よし+未来よし”の“五方よし”に基づく行動を行っていきたい。SDGsは、重要/多岐に及ぶ内容であり、数回の講義として学生全員がじっくりと深く学ぶべきテーマであると思う。
2022年1月28日金
午前:くらしとお金を考える ~人生100年時代の 備え方~
特定非営利活動法人日本ファイナンシャルプランナーズ協会 小野みゆき先生
はじめに
・かっこよく老いるために、・平均寿命と平均余命。・今を知って未来を知る
・望む終焉までの時間の過ごし方
ファイナンシャル・プランナー、社会保険労務士としての今日の話
1.収入について、2.支出について、3.キャッシュフロー表、4.エンディングノート、5.まとめ 応答:活発な応答がなされた。
良かった点、学んだ点:・キャッシュフロー表を自分で作ってみる気になった。
・エンディングノート作成の重要性を新たに認識した。
年金生活で収入、支出を考えることの重要性とキャッシュフロー表の有用、有意義やエンディングノートの必要性を感じた。
2022年1月14日金(第2研修室・オンライン)
午前:今日から始めよう オーラルフレイル予防
小金沢歯科診療所歯科衛生士 大谷直美先生
◎オーラルフレイル予防のポイント:
悪化原因と対策
・虫歯・歯周病⇒食べかす(歯垢)
・食生活、口腔機能、唾液パワー、ブラッシング、フッ化利用
・定期歯科検診の六つの予防対策
誤嚥原因と対策
・ブラッシング法、むせの予防
口を守ることはよりよい生活を守ること!
良かった点、学んだ点:具体例を挙げながら説明されたので理解しやすかった。
午後:これからの時間の使い方 ~学びを活かす~
夢こらぼ主宰 松尾やよい先生
◎学び合い(相互学習)形式で:自分の方向感覚大切に
・3つの健康(からだ・頭・心)
・人やモノの見方(想いを変える)
・地域で暮らすは助け上手・助けられ上手(生き方上手・お付き合い上手に)
・これからの10万時間 自分時間 家族時間 地域時間など
・笑顔で挨拶 感謝の言葉 いたわりの言葉
良かった点、学んだ点:学び合い(相互学習)形式で良かった・理解しやすい。
2021年12月24日金
午前:人権学習 コロナ禍における人権について
公益財団法人滋賀県人権センター 奥村友子先生
卒業後の活動に向けて
同窓会・サポートの会・えにしの会
午後:地域文化とまちづくり
住みよいまち&絆研究所代表 奥野修先生
2021年12月10日金
午前:子ども・若者を社会・地域で支える
認定特定非営利活動法人四つ葉のクローバー理事長 杉山真智子先生
虐待の実態とそれを解決しようとする NPO の方策の話を聞かせてもらった。 私たちに返される課題は、実態を把握することと、実際に虐待防止への関わりをどう持つかということです。
午後:滋賀の元気をプロデュース
株式会社ユーストン 代表取締役 川本勇先生
川本勇さんが中心となってネパールに使い古した服を寄付している話と歌何かをする時には明るさと、長く続ける気持ちの強さと、グローバルな視点が必要だと思う。
良かった点
、学んだ点:ロックな人生を生きて行こう!
2021年11月26日金
午前:雨森芳洲と生涯 学習のまちづくり
雨森芳洲庵 前館長 平井茂彦先生
雨森芳洲という人物が江戸時代に外交官として、朝鮮との外交においていかに重要な役割を担い、最前線で活躍したかという事。また、芳洲の故郷である雨森地区では、現在も芳洲の意思が受継がれ。町全体で様々なカタチで交流が行われているという事。
良かった点、学んだ点:雨森芳洲という人物とその功績を知ることが出来た。雨森地区のまちづくりのすばらしさを知ることが出来た。
午後:ボランティア活動で地域も自身も元気に! -新たな役割と出会いでワクワクライフ-
社会福祉法人大阪ボランティア協会理事長 早瀬昇先生
ボランティア活動への自由なスタイルの参加の仕方を具体的にわかりやすく提案し、それによって得られる様々なメリットがあることを丁寧に説明。仲間づくりのための発想法のあり方までも説明。
良かった点、学んだ点:ボランティア活動との関わり方の最善の方法を学べた。
2021年11月12日金
午前:東洋医学の 養生の智慧
明治国際医療大学 学長 矢野忠先生
ツボでイキイキライフ
1.
超高齢化社会の到来と高齢者の健康
2.
フレイルについて
3.
ロコモとその対策
4.
歳を重ねること
5.
東洋医学の知恵でイキイキライフ
6.
ツボ健康法
良かった点、学んだ点:現代医学から東洋医学までの知らない事が学べてよかった。自然治癒力で自分の身体を守らなければならないとつくづく思った。
2021年10月22日金
午前:高齢期をもっと豊かな時期にするために
滋賀大学 教授 神部純一先生
1.
高齢化社会の変遷:1970年高齢化社会⇒1994年高齢化社会⇒2007年超高齢化社会
2.
エイジングと生涯学習:アンチエイジングというネガティブな捉え方ではなく、世阿弥曰く“まことの花“を咲かせるよう前向きにエイジングを考えることが大切。エイジングの理解をして。3つの次元のうち心理的な次元を高めることがポイント。
3.
生涯学習の成果を生かすための社会参加を進める。生涯学習は頭を使い、身体を使い、気を遣うことで個人が成長し社会貢献活動を行うことで豊かな社会が実現できる。
4.
フレイルと社会参加:自分自身がフレイルの状態に気付き行動を起すこと。フレイルラインから意識の変容、行動の変容に繋げる。
5.
社会参加とソーシャルキャピタル:社会参加はきっかけ作りとソーシャルキャピタルを高める。地域活動に参加し相互循環させ、自分の糧と社会を豊かにする。
良かった点、学んだ点:エイジングのポジティブな捉え方とフレイルと社会参加の関連が良く分り。生涯学習の目的を改めて実感、認識できた。
2021年10月15日金
午前:アイスブレーキング -心ほぐしと自己覚知-
龍谷大学 非常勤講師 扇田宗親先生
2021年10月8日金
午前・午後:オリエンテーション
事務局・42期生
2021年10月5日火
入学式