先日の陶芸展に出品した作品も含め、本焼き2回目(丸壺など)となった作品について、灘先生より講評をいただきました。各自、自分の中で1回目とは違った取り組みをされている様子がうかがえました。各釉薬の色の出方、釉薬の付け方(濃淡)による色の出方、釉薬同士を組み合わせたときの色の出方、下絵と釉薬の相性など、各自の説明と先生からの講評に積極的に質問し、次の作品への参考情報を熱心に収集していました。 色粘土を溶かして彩色したり、彩色ペンを使ったり、自然素材で器の表面に変化をつけたり、皆さんの“ひと工夫”に興味津々、1時間半の講評予定時間をオーバーしました。 昼からは、“たまつくり手法”による抹茶茶碗4~5個を目標に作陶しました。作陶時間にかなりの個人差があり、時間内にできなかった人たちは居残りして熱心に取り組みました 。 |
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今日は昨日の作品の削りです。高台、側面、飲み口を削って、思い思いの形に仕上げていきます。先生のお手本は大胆かつ繊細で、思わず感嘆の声があがります。それを見習って大胆に削り過ぎたのか、あちらこちらで“穴が開いた”との悲鳴が…。中々、うまく進みませんが、それぞれに味のある作品が次々と仕上がっていきます。高台の高さが出せない作品については、“付け高台”の技術も教わりました。今日も数名が居残りとなりました。 |
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3枚目の写真以降は、付け高台の手順です。 |
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今日、明日の作陶は、鉢を大小合わせて3つ制作することが目標です。まず、大鉢と手付き鉢(たわみ有り)の作陶について概略の説明をいただきました。 大鉢は全体で1.5kgの粘土を使用します。底の厚さを1㎝直径15㎝(約600g)、ひもづくりで積み上げていきます。1段目のヨリはふと目にして少し広げ気味に積み上げます。下の部分は厚めに作っておき、後で削ります。(下の方を厚くしておいて上部を支えます。)コテやヘラを使って広げていきます。手付き鉢は底の厚さ1㎝直径9㎝(約200g)、あとは大鉢と同じ要領です。 説明の後、先生によるお手本です。手付き鉢の本体、たわみを付けて完成です。 |
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今日は講義開始前の9時に窯担当の3班と都合のつくメンバーが集まり、4月に作陶した抹茶茶碗の素焼き窯詰めを行いました。そして10時開講、昨日制作した大鉢と手付き鉢(たわみ)の削りを行い、取っ手などのパーツを付けます。先生のお手本は、手付き鉢の高台作り、注ぎ口、取っ手を付ける工程です。パーツを付けるときは乾燥のさせ方が要注意で、本体とパーツを均等に乾燥させないと亀裂が生じることがあるようです。 |
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先生のお手本です。 |
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今日は授業のない日。窯を効率的に運用するため、臨時で有志による窯出し・窯詰めの作業を行いました。 |
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この日は必修講座の日。昼休みの時間を利用して、先日素焼きした作品の窯出しです。次回陶芸の日に、早く釉掛けにかかれるようにという皆さんの意欲と気遣いが感じられます。 。 |
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開講前から今日の釉掛けの段取りを想定し、多くのメンバーが早めに登校。撥水剤の塗布、下絵付け、釉薬の準備にかかりました。先生からは今回初めて使用する灯油窯の注意点と新しい釉薬の説明をいただき、各々が黙々と自分のやるべき手順を進めました。今日は公開講座の日でしたが、そんな目も気にならず、各自、作陶に没頭しました。今回で3回目の釉掛けですが、新しい釉薬を試してみたり、前回の失敗にリベンジしたり、興味を惹かれた他のメンバーの釉掛けに挑んでみたり、それぞれが試行錯誤とチャレンジを楽しんでいるようでした。段取りよく進めたつもりでしたが、結局閉講予定時刻を一時間以上超過しました。長時間お付き合いいただいた先生、助手役の先輩、ありがとうございました。 |
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今日は必修講座の開講日ですが、アルプラザ堅田店で開催される“イキイキふれあい祭り”のレイカディア大学同窓会大津支部作品展に出展される皆さんの作品の窯出しを行いました。 作品展の様子はエトセトラのページで紹介させていただきます。 おまけですが、今月は陶芸学科が総当番のため、全学科の出席簿の準備と講師への湯茶接待・謝辞を述べることになっています。この日の謝辞は、北村さんと新庄さんでした。(翌7月から総当番の役割が変わり、“謝辞”はなくなりました) 。 |
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今日はまず、8時30分に集合して灯油窯への初めての火入れです。 灘先生、助手先生のご指導の下、1班メンバーを中心に慎重に進めました。電気窯に比べると圧倒的に取り扱いが難しくなりました。多分、それだけ“いい作品”に仕上がるだろうと期待が膨らみます。窯の中における炎の(燃焼)状態、空気の流れ、内部温度の上昇カーブ、炎が窯の中をどのように通っていくのか、釉薬の溶け具合など、温度計と(のぞき穴からの)オルトンの目視で確認していきます。窯の中の作品の位置によって、どのように変化を及ぼすのか。壮大な科学実験を行っている気分でした。 |
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次に本題、今日から2日間は“タタラ成形”です。まずは灘先生による模範実技です。いつ見てもすごく簡単に手際よく各工程が進み、あっという間に作品が完成します。今回は正確さが求められそうです。 |
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各自、“タタラ成形”への取り組みの様子です。タタラの厚さ、粘土の乾き具合によって、いくら丁寧にカットし組み合わせても、最終形にひずみが生じてきます。ロクロとは異なる難しさを感じました
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昨日に引き続き、“タタラ成形”に取り組みます。昨日はタタラ成形が初めてということもあり、先生のお手本にならって“蓋付きの箱もの”に取り組む人が多かったのですが、今日はこの学科メンバーの持ち前の独創性が発揮され、ユニークな作品づくりが進みました。 |
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今日は必修講座の日。初めての灯油窯による“焼き上がり”の状態を把握するため、各作品の灯油窯の中での配置状況を詳しく記録しました。午前開講前に扉を開放して熱を冷まし始め、記録のための下準備を行い、お昼休憩中に作品の窯出しを始めました。皆さんから感嘆の声があちらこちらから聞こえます。やっぱり、焼き上がりが違うのか、自分の作品にも期待が膨らみました。 |
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今日はお茶会(親睦会)の後、当番班4班を中心に7月に作陶したタタラづくりによる作品の素焼き窯詰めを行いました。お茶会の後にもかかわらず、助手先生をはじめ多くの助けをいただき、ありがとうございました。 |
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朝9時20分集合、授業の開始前に先日素焼きした作品(タタラづくり)の窯出しを行いました。今回は7月作陶分だけだったので、点数が少ない感じがしました。 今日、明日は自由作陶。この1年間、灘先生から教えていただいた作陶手法を駆使して、それぞれが作ってみたい作品プランを立て、この日に臨みました。 使用する粘土は3kg。大きな皿・鉢・壺1点に絞る人、凝った装飾・デザインの作品に取り組む人、趣味や得意分野の世界で使える作品に取り組む人、など、それぞれの思いを形に表していきます。初日は終業時刻の15時を過ぎて、2日目は10時前から、それぞれのペースで楽しい時間が進んでいきます。灘先生の指導の下で作る最後の作品になりました。 |
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タタラづくり “蓋付きの箱” の作品については、蓋をした状態で本焼きするため、撥水剤の塗布部分について詳しく教えていただいた。 |
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今日は必修講座の開講日。この日の開講前の時間を利用して、先日作陶した“自由課題”の作品の窯詰め、素焼きを行いました。今までと違ってテーマが自由なので作品の形状も様々、1班の皆さんが中心となり四苦八苦の末、見事に“パズル”が完成。窯出しは9月2日、楽しみです。 |
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次回16日は学科ごとの課題学習の報告会が予定されており、必修講座も今日が最後となりました。陶芸学科は朝9時に集合、先日素焼きした“自由作陶”の作品を窯出ししました。自由作陶の作品は形状が様々で、うまくパズルを完成させ窯詰めでき、本日無事素焼き完了か!と思いきや『窯の中央部分で作品が爆発した?』様子。爆発に巻き込まれた作品が数点、この1年間で初めての爆発事故?が発生しました。素焼きのときに爆発する原因は、素地(粘土)の内部で発生した水蒸気が表面から抜け出せる以上に発生し、逃げ場のなくなった水蒸気の圧力で生じるようです。粘土の厚さと乾燥がポイントです。原因をしっかり把握して、再発防止に生かし“いい勉強だった”と言えるようにします。壊れた作品の“ご冥福”をお祈りします。 |
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9月6日は授業のない日。最終の陶芸授業に合わせて、先日素焼きした作品の釉掛けと窯詰めのため10時に登校、午前中に釉掛け、午後からは灯油窯の窯詰めを行いました。 また、9月8日にも登校し、2班が中心となり1班のサポートのもと、前回初めて行った灯油窯での経験を活かして、しっかりと窯内の温度管理を行うべく終日窯と向き合う日となりました。この日は灘先生にも都合をつけて、立ち会っていただきました。8時30分から準備にかかり18時頃まで、最初の3時間で900度、次の1時間で1000度へ、そして残り55時間で50度/時間で、最終1250度へと火力をコントロールしていきました。実際には窯の上部と下部では30度~70度の温度差があり、ダンパーに近い奥の下部が最も低く1190度どまりでした。 10月から44期生を迎えるにあたって、電気窯と灯油窯を効率的に運用しなければ授業の進行(私たちの学ぶ機会)の妨げとなるため、上級生が難易度の高い灯油窯をマスターしなければならないという43期生の使命に応えるべく懸命に取り組みました。当番班以外のメンバーも新しい期を迎えるにあたって、陶芸室の清掃と整理整頓にかかり、私たちが入学した時とは格段に違う(良くなった)学べる状態となりました。灘先生は44期生の担当講師になられますが、気持ちよく授業をしていただける環境が整い、少し気持ちの良い1日となりました。 |
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灘先生による43期生最後の授業の日。 今日は午前中に、灯油窯からの窯出し、炉材の手入れ、作品の修正など、午後からは抹茶茶碗以降自由作陶までの作品の講評となりました。 灯油窯から窯出しされた作品への感嘆の声が何度となく沸き上がります。最後まで慎重に棚板やツクをはずし、丁寧に作品を取り出しました。今回は窯詰めの時に重量に耐えかねて一部作品が破損しましたが、焼成による大きな破損もなく、釉薬が溶けないいわゆる“生焼け”状態も発生しませんでした。 全作品を取り出した後、窯内の清掃、炉材の手入れの仕方を教わりました。釉薬が棚板に付いた場合、グラインダーによる削り、コーティング剤の塗布、乾燥、コーティング箇所の均しという工程を先生に実演していただきました。また、本焼成で炉材(童仙房)と作品、作品同士、蓋付の箱モノの蓋と本体など、釉薬が溶けてくっついたモノの剥がし方と予防について教わりました。 |
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午後からの講評では、一人ひとりが自身の作品を紹介し先生のコメントをいただく最後の時間となりました。先生にはいつも前向きで貴重な暖かいアドバイスをいただき、ありがとうございました。 |
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