レイカディア大学 草津キャンパス


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44期 1年後期 基礎講座
の学習内容を紹介します。

履修計画はこちら↓

schedule-12k.pdf へのリンク

 受講日時   テーマ 講師  内容  写真 
 23/4/7   AM  アンガーマネジメントを知り
感情をコントロールしよう
 (社)日本アンガーマネジメント協会
 ファシリテーター 
  尾崎沙千様
 怒る必要のあることは上手に怒り、必要のないことは怒らないようにしましょう。
コントロール可能かどうか/重要かどうか、4つのゾーンに分けて行動しましょう。
・コントロール可能/重要なこと→直ぐに取り組む、具体的な行動計画を立てる
・コントロール可能/重要でないこと→余力のあるときに取り組む
・コントロール不可能/重要なこと→状況を受入れ、現実的な選択肢を探す
・コントロール不可能/重要でないこと→放置する、関わらない
 @ 
 PM  能へのいざない  観世流能楽師
  吉浪壽晃様
 能楽は650年程前(室町時代初期)に観阿弥・世阿弥親子らにより大成された演劇で、
仮面劇、歌舞劇、台詞劇の要素が一体となった総合芸術である。
能舞台,能面,能楽器や演目などの紹介,謡曲の実演もあり、難しいイメージのあった
能楽も古今変わらぬ人間の機微を捉えた芸術であることの理解が深まりました。
 A
 23/4/21   AM  インターネットと人権
 〜SNS等のトラブルを未然に防ごう〜
 (社)ソーシャルメディア研究会
チーフ技術指導員
 竹内義博様
インターネットやSNSは上手に使えば情報伝達の大きな武器になる一方で、
使い方を誤ると被害を被ったり他人に被害を与えてしまう。
インターネットは現代生活上の必須の道具であり、大切なのはその使い方です。
”正しく知り、賢く使おう”

・SNSトラブル:誤解を招かぬ明快な表現を心掛けよう。文字で伝えきれないことは直接話して伝える。
・サポート詐欺に遭わないように!:慌てない、自身で解決しようとせず身近な人や専門家に相談する。
・フェイクニュース:真偽を確認せずにリツイートして自身が偽情報の拡散者にならぬよう気をつけよう。
・誹謗と中傷:ネットの向こうに人がいることを忘れないようにしよう!
 差別用語、誹謗中傷、フェイク、個人情報を書き込まない
 利用規約を理解し守る(著作権など)
・アカウント、パスワードは安全なネット利用の生命線→管理は念入りに
 B
 PM  滋賀県の河川環境
 〜河川の研究を通じて〜
 滋賀県
琵琶湖環境科学研究センター
 専門研究員
 佐藤祐一様
琵琶湖環境の歴史的変遷
 (1960〜70年代)農薬汚染と工場廃水による公害
 →(1970〜80年代)富栄養化とその対策(下水処理、窒素リン規制)
マザーレイクゴールズ(MLGs)の紹介
 SDGsの琵琶湖版、13のゴールを設定,地域固有・活動ベース
(目的合理ではなく形態合理)
琵琶湖環境の最近のトピック
 気候変動(地球温暖化)による影響(全層循環が起こりにくくなった)、
 マイクロプラスチック問題
できる事、小さな事から始めよう→横のつながりが琵琶湖も社会も変える力になる
 C
 23/4/28   AM  これからの介護
 〜最新の介護用具や介護事情を知る〜
(社) 日本福祉用具供給協会
(株)ヤサカ滋賀 安村庸様
介護保険サービスの概要,サービス利用の流れについての説明
・介護サービスで使われる種々の福祉用具の紹介
最新(〜未来)の介護用具の紹介
  階段昇降可能な車椅子,起き上がり可能なベッドなど革新的だが現状は高価
  自分はできるだけ介護機器の御世話になりたくないとも、、
 複雑な心境で聴きました。
 D
 PM  クラス活動   各種行事を控えて、各部会から連絡や要請がありました。
・クラス会費の徴収管理について(会計より)
・ニュースポーツ大会での健康づくり学科の役割説明(交流部会より)
・5/27懇親会(草津宿ウオーキング)の案内(交流部会より)
・地域活動体験学習の登録・提出書類などの確認
 (課題学習報告書作成委員会より)
・大学祭に向けての準備(テーマ,班分け)説明(大学祭委員会より)
・クラスホームページ開設のお知らせ(広報部会より)
 E
 23/5/12  全日  ニュースポーツ大会    →大学祭(1年ニュースポーツ大会)ページ参照  
 23/5/26   AM  クラウドファンディングで地域貢献!  合同会社MediArt 代表
 植田淳平様
 クラウドファンディングは、群衆(crowd)からインターネットを介して
起案者が資金調達(funding)する行為
である。
講師は、長浜木之本で地域の起案者をサポートする会社を営まれている。
インターネットを介することで起案者と支援者の思いを繋ぐことができる素晴らしい
システムであるが、法的整備は追いついてないようにも感じた。
 
 PM  認知症サポーターに参加しよう  草津市
健康福祉部
長寿いきがい課他
 DVDと認知症養成講座テキストを基に認知症の家族や知人をいかに支えるかを学びました。
 認知症はまだ根本的な治療法はないが、早期に発見して進行を遅らせることが重要であり、
介護者は他の高齢者介護と同様に、被介護者の立場を考えて自尊心を傷つけないことが重要である。認知症患者は衰えに強い不安感を持っていることが多いので、介護者は急がせたり驚かせたりしないことも必要である。
 F
 23/6/2   AM  災害ボランティア活動について
 〜被災地の活動から学ぶ〜
 災害NGO
結〜yui〜代表 
 前原土武様
 大雨警報発令のため、オンライン授業(一部の方は、対面で参加)となりました。
講師は全国を周遊した後、プロの災害支援コーディネーターとして活躍されています。
より多くの人を救うためにスコップを捨てて調整役に回ること,若い人達にこの道で
飯を食っていけることを示したいとの思いで活動されてるそうです。
”平時に出来ない事は有事(災害時)にも出来ません。
平時から出来る事を増やし課題を解決出来る力を備えましょう。”

ご尤もです!丁度梅雨の大雨で各地で被害が発生してる様でした。
 
 PM  クラス活動    中止  
 23/6/9  全日  校外学習 湖上散歩
 〜近江の文学・歴史・風土を学ぶ〜
 旅行作家 
 西本梛枝様
 
 講師は、旅行作家として滋賀の旅行ガイドや紀行エッセイも多数執筆されています。
琵琶湖の成り立ち,琵琶湖の影響を受ける近江の気候(多湿,気候緩和,湖陸風)
風土と,気候が育む産業(繊維産業,発酵食品,待ちの漁法)・文化について紹介があった。
風土とは、”その土地の自然(気候・地勢等)に一番合致した暮らし方から生まれ、
伝承されてきたもの”である。近江の気候風土に育まれてきた郷土の文化について、
改めて認識を新たにすることができました。
普段と異なる環境(観光遊覧船ビアンカ内)の下で楽しく学習しました。
また講義以外の時間も、先輩方の演奏などでリラックスした時間を過ごすことができました。
→詳細は、校外学習(1年)ページ参照
 G
 23/7/7   AM  特殊詐欺をはじめとする
身近な犯罪から身を守る
 滋賀県警察本部
 生活安全企画課
 ”敵を知って己を知れ” 特殊詐欺の手口を知っておけば、
その被害を防ぐことができます。
件数上位は、@オレオレ詐欺,A還付金詐欺,B預貯金詐欺,
Cキャッシュカード盗詐欺,D架空料金請求詐欺だそうです。
有効な防止策として、@自宅の固定電話を留守番設定にする,AATMで
携帯電話を使わない,キャッシュカードを渡さない+暗証番号を教えない。

後半はNTT西日本の方から、特殊詐欺対策の取組みとサービスの紹介がありました。
サービスシステムの実演デモは何故かシステムの不具合で不良でしたが、
不測の事態に際しても慌てない事が(被害に遭わないために)重要”,
講義の中で一番説得力があったかも(笑)
 H
 PM  徳川家康と城づくり  滋賀県立大学
 名誉教授
 中井均様
 家康の城づくりを通して、彼の武将としての戦略、人となりを学びました
前半は岡崎〜浜松〜駿府(静岡)と東方に勢力を移動する様子。
出自が守護代でないため、自国を固守する必要がなかった。
後半は膳所城(最初の天下普請で造られた)など滋賀との関わりと滋賀の地理的重要性について。
築城に際しては、全国の諸大名を動員(天下普請)するとともに、藤堂高虎(縄張り),加藤清正(石垣),中井大和守正清(大工)などの名築城者を積極的に登用した。
 I
 23/7/14   AM  シニアのためのハラスメント講座  しがぎん経済文化センター
 取締役社長
 西堀武様
最初に「負けるが勝ちのジャンケン」で固定観念に縛られない事の重要性を学びました。
次に無意識の思い込み(Unconscious Bias)について、セルフチェックを通して学びました。
無意識の思い込みには、@集団同調性、Aステレオタイプ,Bハロー効果,C権威バイアス,
D確証バイアス等があります。
無意識の思い込みを理解し,対処することが大切
です。
ただ何が思い込みかは個人の価値観にもより、一部のチェック項目では会場もざわついてました。
ハラスメントの上位は、@パワハラ,Aモラハラ,Bセクハラ。
また@ハラスメントについての理解関心を深め,Aコミュニケーションの質を高めて
互いに尊重できる関係を築く,B遠慮はしないが配慮することが重要
です。
最後に分散配置した数字を小さい順にチェックするクイズでは、
整理整頓し,ルールを作っておくこと,メモを取ることの重要性を学びました。
”人間は忘れることで生きていける(翌日には学んだ事の7割を忘れる)” 
はい、なのでこのクラスHPも備忘録思い出アルバムとして編集しています。
講師の西堀先生は退職後にレイ大入学予定(46期?)だそうですが、
是非とも健康づくり学科にお越し下さい。
 J
 PM  クラス活動   @学科長からの報告
A部会からの連絡(広報部会,交流部会,大学祭実行委員会)
B大学祭の準備(脳トレクイズの試行,展示ポスターの確認など)
 K
 23/7/20  全日  レイカディア
大学祭

 (準備) 集おう仲間!活かそう経験!深めよう知識”をスローガンに、
各クラスの学習成果やクラブの作品展示の他、
全校行事として各種イベントやステージ演芸も開催されました。
我々のクラスは以下の展示・イベントを実施し、多数ご来場頂きました。
(体力測定の実施者は、3日間で5〜92歳の約80名)
@パネル展示:
 
健康とウオーキング,高齢者の健康づくり,健康と食・栄養料理を楽しむ
Aイベント:
体力測定,脳トレ
 詳細は、大学祭(1年大学祭)ページ参照
L   
 23/7/21  全日 (当日,
 学外解放)
 23/7/22  全日 (当日,片付け)
 23/8/25   AM  近江と徳川家康との深い関係  淡海歴史文化
研究所所長
 太田浩司様
 長浜城歴史博物館の館長を務められた講師による今年のNHK大河ドラマ’どうする家康’の主人公家康について、その生涯と近江との深い関わりを学ぶ講演でした。近江が京や大坂の東・北の玄関という地理的要因から交通・流通の拠点として制したことが家康が天下を取れた大きな要因だそうです。  M
 PM  卒業生寄付講座 〜卒業後のそれぞれの活動事例について〜 卒業生の皆様  卒業された先輩諸氏から、卒業後のそれぞれの活動事例について御報告いただきました。
@私のボランティア活動に関する考え方・取組み方
 (39期地域文化学科卒 小石秀司様)
A守山ボランティア観光ガイドでの活動報告
 (38期地域文化学科卒 中務正人様)
B陶芸を通じてボランティア活動
 (37期地域文化学科卒 栗山悟様)
C新海浜に生息するハマエンドウ等の保護育成の取組み
 (39期びわ湖環境学科卒 小西真一様)
D卒業後の活動についての意見交換
 地域でそれぞれのご経験を活かしてボランティア活動を継続されてることに敬意を持ちました。
団体としての活動を継続するために、近年は特にコロナ規制の影響も有り、後継者の確保・育成に苦慮されてることがわかりました。
 N
 23/9/14  AM  43期生卒業式  卒業生・在校生
大学関係者,来賓
 米原の県立文化産業交流会館に集い、御卒業を祝いました。
詳細は、その他ページ参照
 O
 23/9/22  全日   地域活動体験学習クラス報告会     地域活動体験学習の内容を、各自作成した報告書やプレゼン資料
により6分の持ち時間で報告しました。

→詳細は、地域活動ページ参照
 


@ アンガーマネジメント講座
              F 認知症サポーター講座           

A 総合芸術たる能への誘い                  (吉浪先生による謡曲実演)


(能面と舞台衣装)


B インターネットと人権                 C 滋賀県の河川環境              (講義の合い間にみんなでMLDs体操

D 最新の介護用具や介護事情              E クラス活動  (大学祭に向けて、展示発表内容について班毎の打合せ)

G 校外学習 ビアンカ号に乗船,びわこ南湖を周遊しながら船内で学習〜近江の文学・歴史・風土を学ぶ

H 特殊詐欺防止のための講座            I 徳川家康と城づくり

  

J シニアのためのハラスメント講座          K クラス活動(大学祭準備〜展示パネルのチェック) 

 

L 大学祭 左:紹介パンフレット        中央:会場来場者入口              右:健康づくり学科44期案内板

   

パネル展示  左:ウオーキング(A班)     中央:高齢者の健康づくり(B班)        右:健康と栄養パネル展示(C班)

  

左:体力測定                   中央:ステージ園芸               右:クラブ活動(書道部)の作品発表

  

M 近江と徳川家康の関係           O 43期生卒業式 

 

N 卒業後のそれぞれの活動事例について

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