このページでは、校外学習を紹介します!
■2023年11月27日(月) 於:永観堂禅林寺~大本山南禅寺~平安神宮神苑~京都市勧業館
「歴史と伝統の日本盆栽大観展並びに周辺社寺の庭園を見学」をテーマに、第44期生園芸学科Aと園芸学科Bの合同による校外学習が、晩秋の古都京都において行われました。 当日は、園芸学科講師、中西肇先生と信田繁治先生引率のもと、午前中は、もみじの名所として有名な「永観堂禅林寺」、臨済宗南禅寺派の大本山「南禅寺」、明治時代の代表的な池泉回遊式の日本庭園として知られている「平安神宮神苑」を見学しました。 午後からは、京都市勧業館(みやこめっせ)において開催されている「第43回日本盆栽大観展」を見学。先生から、盆栽の見方、盆栽の樹形、盆栽の見どころなどについての指導を受けました。 この日は、かなり長い道のりを歩きましたが、晩秋の京都を満喫し、心地よい疲れとともに帰宅の途に就きました。 |
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■2023年11月13日(月) 於:犬上郡甲良町~東近江市 ~蒲生郡日野町~湖南市
県内の巨木・名木を訪ねるというテーマのもと信田繁治先生による校外学習が行われました。 今回の校外学習は、湖東方面にある以下5か所の巨木・名木の地を訪れました。 1.池寺の大杉 湖東三山のひとつ西明寺の近くにある、樹齢400年(推定)、幹周7.4m、樹高20mの 大杉で地上1mで6本に枝分かれしているのが特徴。 2.ヒイラギの森 池寺の大杉からほど近いところにある、樹齢300年(伝承)、幹周4.2m、樹高7mのヒ イラギで木の枝は大きく横に広 がり森の様相を呈しているのが特徴。老木のため葉っぱのトゲ が無く丸くなっている。 3.北花沢のハナノキ 東近江市北花沢に自生するハナノキは、樹齢300年(推定)、幹周2.8m、樹高8mで国 内では最西端に自生することから国の天然記念物に指定されているが、近年原因不明の枯死状態 にある。 4.本誓寺のクロマツ 蒲生郡日野町の本誓寺の境内にあるクロマツは、樹齢400年(推定)、幹周2.4m、樹高 21mで広く枝が広がった様が、鶴が翼を広げて飛ぶ姿に似ていることから「青鶴松」と呼ばれ ている。 5.平松のウツクシマツ 湖南市平松に自生するウツクシマツは他のマツと違い主幹が無く、1本の木の幹が地表近くか ら多数枝分かれしているのが特徴。自生しているのは全国でもここだけで国の天然記念物に指定 されている。 |
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■2023年11月6日(月) 於:びわこもりやまフルーツランド
この日は、時折小雨が降る肌寒いお天気の下、守山市幸津川町にある観光農園「びわこもりやまフルーツランド」において校外学習が行われました。 1コマ目は、フルーツランド内で「ぶどう園」を経営されている西村潔さんご夫妻からぶどうの木の剪定の仕方について指導を受けた後、みんなで剪定作業を行いました。 西村さんは、園内で数品種のブドウを生産され、シーズンには沢山のぶどうを守山市内にあるファーマーズ・マーケットに出荷しておられるそうです。来シーズンの収穫を楽しみに、みんなで剪定したぶどうの枝をいただきぶどう園を後にしました。 続いて2コマ目は、同じくフルーツランド内で梨の生産・直売をされている法人、ザ・コロナパークス株式会社の農場長である武田博幸氏のご案内により梨の果樹園を見学しました。 梨のほとんどの品種は自分の花粉では結実しないという性質があるため、他の品種と一緒に植える必要があることや異なる品種との接ぎ木を行うジョイント栽培の手法などについて学びました。 最後に、収穫した梨のサイズを自動で選別する機械などが設置された倉庫を見学して研修日程を終えました。 |
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■2023年10月16日(月) 於:あいとうエコプラザ菜の花館
広い畑一面に紅白や淡いピンクのコスモスが咲きほこる秋晴れのもと、東近江市の「あいとうエコプラザ菜の花館」において2年生になり初めての校外学習が行われました。 午前中は、菜の花館の職員さんの指導のもと、3班分かれエコキャンドル作りからスタート。 このキャンドルは、台所で不要になった廃食油を鍋で温め、凝固剤と色付けのためのクレヨンの粉を混ぜ合わせ紙コップに流し込めば完成です。環境にやさしくてかわいいエコキャンドルが出来上がりました。 続いて、約40年前に発生した びわ湖の赤潮問題をきっかけに、東近江から全国に広がった地域資源循環の取り組み「菜の花エコプロジェクト」にまつわる各種事業について、館内の各施設を見学しながら学びました。このプロジェクトの取り組みの詳細については→こちらをご覧ください。 午後からは、松原先生のご案内で、菜の花館から徒歩10分の「なし園」において、この日のメインテーマの一つである「果実の収穫実習」が行われました。 冒頭、園のご主人より二十種以上もある梨の名前や糖度、県内の観光果樹園などの説明を受けたあと果樹園に入場しました。園では、大きく実ったたくさんの梨の木の間をくぐり抜けながら、ひとつ一つ丁寧に袋に入れて育てる梨の栽培方法等について学んだ後、全員が直径10センチ以上もある大きな梨(豊月)を収穫しました。 この園では、梨や柿のほかに近年さくらんぼの栽培も手掛けておられ、最後にさくらんぼの果樹園を見学して、深まりゆく秋の研修日程を終えました。 |
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平成12年(2000年)から平成31年(2019年)にかけて野洲川南流の廃川敷地の一部を活用して整備された県営都市公園「びわこ地球市民の森」(守山市)において校外学習が行われました。 午前中は、公園内にある森づくりセンターにおいて講師である研究学習部リーダー江見和綽先生から「地球温暖化とびわ湖地球市民の森」というテーマで、地球温暖化と防止対策、森林保全について、森の概要や利活用、めざす森の姿などについて講義を受けた後、公園内「里の森ゾーン」の樹木の観察や水辺の生態観察などを行いました。 また、午後からは森づくり活動の一環として、樹木医である平塚英史先生ご指導のもと、森の手入れ作業の実習(樹木の間伐)を行いました。 当日は、大変な猛暑日となり参加者全員が汗だくになって作業を行い、充実した一日を過ごすことができました。先生方またクラスの皆さん大変お疲れさまでした。 |
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琵琶湖のクルーズ船ビアンカの船上に旅行作家の西本梛枝先生を講師に迎え、「びわ湖に目を向ける
ことで、近江が見えてくる」~びわ湖の文化・近江の文化~のテーマのもと校外学習が行われました。
琵琶湖の生い立ち、琵琶湖と風、琵琶湖の湿気、琵琶湖の湿気と近江の産業、琵琶湖の湿気が育てる
ヒトの心、日本一の琵琶湖の風土が育てた文化や人々のくらし、産業、歴史などについて学びました。
テーマ「京都府立植物園で様々な植物の種類や生態を学ぶ」のもと、園芸学科講師 樹木医 信田繁治
先生、42期園芸Bの先輩、事務局職員とともに校外学習に出かけました。午前中は小雨が降るなか園
内(屋外)での講義、午後からは観覧温室(屋内)での講義が行われ、充実した一日となりました。
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