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日 付 曜日 場 所 目  的
2019年11月6日 滋賀県立陶芸の森 陶芸の森展示館での特別展示の鑑賞や、穴窯・登り窯、窯元(みはる窯)の見学等
2020年10月16日 比叡山延暦寺 東塔エリアから西塔エリアへと続く行者道を歩く体験の後、千日回峰行を達成された大阿闍梨の藤波源信師の記録映画の鑑賞と、師からの特別法話の拝聴。
2021年1月18日 みはる窯  11月16日(月)、17日(火)に作陶した「蹲壺」と「食器」の窯詰に、みはる窯を訪問。
2021年2月3日  みはる窯   1月18日に窯詰した作品を、2月1日からみはる窯で薪窯焼成していただいており、その様子を数人ずつ時間帯を区切って訪問して見学。
2021年2月9日  みはる窯   薪窯焼成は2月4日に終了しており、4日余りの冷却期間が過ぎたので作品の窯出しに訪問。



2019年11月6日(水)
 2019年11月6日『滋賀県陶芸の森』と信楽焼窯元を巡る校外学習に行ってきました!
 当日は、陶芸の森陶芸館に現地集合したのち、講師の高間智子先生の引率で「北大路魯山人 古典復興-現代陶芸をひらく-」という特別展を鑑賞し、陶芸の森の穴窯や登り窯、創作研修スタジオ等を見学しました。その後、陶芸ショップで陶芸道具を見学・購入し、後期の講座でもお世話になる窯元の「みはる窯」を訪ねて見学させていただきました。
 そして最後には、42期生の講師をしてくださっている「SHIGARAKI SHARE STUDIO(SSS)」という工房を訪ねて、若手作家の皆さんの素晴らしい作品を見せていただきました。

 
   
   

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2020年10月16日(金)
 2020年10月16日(金)に、レイカディア大学の1年生全員128名で比叡山延暦寺に行きました。
 延暦寺会館のロビーに現地集合し、開講式のあと東塔エリアから西塔エリアへ続く行者道を歩きました。片側は崖になっていたり、細い一本橋を渡ったり、このような道を歩いて千日回峰行をされたかと思うと驚きです。当日は運良く、特別公開されていた瑠璃堂(織田信長による焼き討ちの兵火を免れたという唯一の建物)を拝観することも出来ました。その後、西塔エリアから延暦寺会館まで徒歩で移動し、精進料理を頂きました。休憩を挟んで、午後は千日回峰行を達成された大阿闍梨の藤波源信師の記録映画の鑑賞と、師からの特別法話を拝聴しました。法話では千日回峰行の様子を詳しくお話しされ、とても親しみ深い方のようにお見受けしましたが、強い意思を持った人でないと常人では到底無しえない命懸けの壮絶な行だと感じました。法話の最後には、参加者全員一人ひとりの頭と両肩に数珠を当ててくださり、お加持を頂くことが出来ました。心が洗われるような厳粛な気持ちになり、感謝!感謝!です。
 
しかし、撮影・録画とも禁止されていましたので、残念ですが写真はありません。

 

延暦寺会館に到着しました

 

開講式を待っています

 

いよいよ、行者道に突入!

 

班に分かれて行動します

 

鬱蒼とした山道を下ります

 

二人は並んで歩けない行者道

 

細い丸太橋を慎重に渡ります

 

危機を脱して一安心

 

西塔エリアに到着しました

 

釈迦堂の前で一休み

 

瑠璃堂に向かって出発!

 

瑠璃堂を参拝しました

 

常行堂の堂内でお坊さんが修行中でした

 

待ちに待った昼食です

 

コロナ対策で席も一つ置きです

 

延暦寺会館で精進弁当を頂きました

食堂からは琵琶湖の絶景が一望できます

 

お疲れ様でした、一緒に帰りましょ


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2021年1月18日(月)

 昨年11月、薪窯の体験学習として、蹲壺(うずくまるつぼ)と抹茶茶碗など食器を製作しました。今回は作品を本焼成するために、授業の講師をしてくださった神﨑先生のご実家でもある「みはる窯」を訪ねて穴窯への窯詰を行いました。
 当日は1月という厳冬のなか天候が心配されましたが、これ以上ない快晴に恵まれ、絶好の窯詰日和でした。神﨑先生指導の下、道具土を作品にくっつける係や窯詰をする係など分業で作業を進めた結果、思いのほか作業が捗り予定より早く終わりました。

 

神崎先生から手順について教わっています

右が41期生、左が42期生の作品です

 

これらが全て一つの穴窯に収まります

 

奥から順番に作品の高さの順に並べています

棚板への融着を防ぐ為、底に道具土を付けます

窯の奥から順に天井まで作品を詰めていきます

 

こんなふうに積みあがっていきます

窯の中では常に中腰で作業しますので、
翌日は膝と腰がガクガクでした

 

腰が痛くなる体勢です

41期生の作品も窯詰完了です

前面の空きスペースには先生が作品を詰めます

灰被りが見込める焚口の近くは先生の大作が鎮座

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2021年2月3日(水)

 窯焚きは2月1日から2月4日までの4日間、講師の神﨑秀策先生のほかに秀策先生の父上でみはる窯当主の継春先生、前期の講師の一人でもある度會先生の3人でしてくださいました。穴窯の焼成には薪を約200束焚く必要があり、4日間火を燃やし続けます。これは、その時の様子です。
 焼成のプロセスは、「炙り焚き」、「攻め焚き」、「練らし」と進んでいきますが、私たちが訪問した3日目は窯の温度が1,000℃を超え、これからさらに温度を上げていく「攻め焚き」の真っ只中で、窯の中に薪をくべる体験ができた人もいました。

焚口を残して穴窯の前面をレンガで塞ぎます

 

窯の神様や火の神様にお神酒をささげ、窯焚きの
無事をお祈りします

最初は下の焚口に火を付けて炙り焚きをします

初めはチョロチョロと焚火という感じです

 

ゆっくり温度を上げて窯の水分を抜きます

作品に付着した煤(すす)は後で燃え尽きます

これから温度を上げていきます

 

窯の周りの薪は全て燃やされます

真っ赤な炎は赤、オレンジ、黄色と変化します

窯焚きの様子を見学しています

 

先生が薪をくべているところです

薪をくべた途端、真っ黒な煙がモクモクと

薪をくべる体験をさせていただきました

   

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2021年2月9日(火)

 2月4日に窯焚きが終わり、4日間の冷却期間が経過しました。待ちに待った窯出しの日です。僅か4日間ですがすごく待ち遠しかったです。昨年11月の作陶から3か月、どのような作品に仕上がっているか、その全ての結果が今日判明します。期待と不安が入り混じった気持ちで窯出しに臨みました。
 その結果は、写真と共にご覧ください。

 

窯出し前、窯は土で固められています

 

早朝から学生が詰めかけています

 

先生が窯を塞いでいるレンガを外します

 

焚口付近の先生の作品の美しい窯変
私たちの作品も期待が膨らみます

 

先生が窯から作品を出して来られます

 

先生の作品とは余りに違い何やら白っぽい
思っていたのと違い過ぎる

 

中には緋色になった作品も少々

 

作品は丁寧に手渡しで出します

素焼の白い肌が日焼けした程度の焼き上がり

 

作品を見せ合います

 

外側にうっすら緋色があるも、中は真っ白

 

灰も被らず白が際立つ作品

 

窯出し後、作品の講評をしていただきます

 

そして、展覧会への出品作のアドバイスも

 

作品を丁寧に見てくださっています

   
 

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