レイカディア大学 草津校
back39期生健康づくり学科 課題学習

   
   
   
   
   
   
   
   
   
   
   
   

                       健康は足から西近江路を訪ねて
     
      西近江路は大津を起点として敦賀迄。滋賀県には11の街道があるが、私たちには馴染みのない
      西近江路を歩く事になった。近江の今も残る旧街道の雰囲気を味わい、伝統的な街・食・暮らしを
      学び、脳の活性化と健康の維持に取り組む。
      
       グループ名:OMK 7  井上ことみ  北川 里子 堤 英憲 西嶌 恵子 橋爪 正子
                      正木 津登美 間瀬 俊子


 

                         

     近江今津駅に集合し、今津港・琵琶湖周航の歌記念碑に立ち寄ってから、ヴォーリス建築の残る西近江路を北上する。弘川口信号、
    を通過日置平ケ崎信号、マキノ病院、沢野信号を越え、ひたすらひたすら歩き続ける。マキノ支所を過ぎマキノ駅に到着をする。
    初めての長距離ウォーキングの前半で、体力を使い切った感あり。昼食後の後半が心配になってくる。昼食を取りながらミーテング
    遅い人のペースに合わせ、チームで歩く大切さを確認する。                                          

              


     昼食の後、おしゃべりで午前の疲れを取り再度出発をする。マキノ駅から真っすぐに湖岸に出ると「湖のテラス」があり、ここから目の
   前に広がる素晴らしい景色に感動!! 遠くに竹生島が見える。桜で有名な海津大崎もすぐ傍だ。                     
   このあたりの水辺の景観は滋賀県で2番目、全国で5番目の重要文化景観に選定された所。心が癒されずっと眺めていたくなる
   琵琶湖の美しさに元気をもらって観光ガイドを手に海津宿をゆっくり散策、海津の自然は雪が多く、風や波の影響を受けやすいため
   湖岸に石積みが1.2キロにわたって形成されている。                                              
  
          

       また歴史的には、日本海から琵琶湖を経て京都・大阪に向かう湖上・陸上交通網の結節点として、海津は古くから宿場町・港町として    繁栄し、今も昔の面影のままの建物が多くある。歩いていると懐かしい昔の街並みの景観にタイムスリップした気持ちになる。
   西近江路の最北区間、近江今津~海津間を雪の降る前に歩こうと言うことで、1回目のコースに選んだ。一番長い距離であったので
全員で完歩できたことに大満足!!                                                      
 
  第2回 近江今津~安曇川を歩く

   
 近江今津駅をスタートし県道303号線から湖畔を歩いて行くと、水辺に石鳥居が建っている。渇水になって湖面水位が下がると、沖
   合い100メートル地点に二つの石が姿を現すそうである。毎年、7月28日に其の石を掃き清め、雨乞いの神事が行われる。    
    的場交差点前で新旭水鳥観察センターへ立ち寄ってみる。ここでは、30種類の水鳥が観察されるそうだ。皆、久しぶりに双眼鏡で
   水鳥を見ていると、時間の経つのも忘れてゆったりとした気持ちになった。                                
    
                   

     センターを出て588号線に戻り安井川交差点から安曇川大橋を渡り駅前までひたすら歩く。安曇川の特産品といえば扇骨が有名
 「道の駅・藤樹の里あどがわ」には、多くの扇子がならんでいた。全国8割がここで生産されているとのこと。         
     西万木に生まれた伊保久吉が、名古屋から進んだ扇骨加工技術を学んで帰り京都・大阪へ販路を開放、扇骨産地として形態を整
     えたそうだ。                                                                      
     雲平筆の紙巻技術も有名で、創業当初より受け継いでおり(巻き筆)は(有芯筆)とも呼ばれ、中国から日本に伝わった製法との事
    芯と上毛の間に丈夫な和紙を巻くと腰が安定し穂先の締まりと弾力が良くなるのが特徴です。                     

              

     駅前を歩いて行くと「与衛門通り」と看板に書かれていたので、何故かと思っていたら中江藤樹の呼び名と言うことであった。
     昼食を終え藤樹書院へ向かう。中江藤樹は安曇川出身で、身分の上下を超えた平等思想を説き、その思想は武士だけでなく
     商工業者に浸透し「近江聖人」と呼ばれて尊敬を集めた。江戸時代から全国に名の知れた、郷土の誇る思想家である。   
     「地良知(ちりょうち)」「孝行」「知行合一」「五事を正す」の通り、人は行動を重んじ、日々努力する事が大切と説かれている。


                  

      藤樹神社は大正11年、藤樹を慕う人たちにより建立された。創建にあたっては、資金はすべて寄付によって賄われ、中国や
     朝鮮からも寄付が寄せられたそうだ。安曇川に住む人たちのみならず藤樹への想いがいかに強  いか感じられる。     
      今回歩いて、近江聖人・中江藤樹を改めて学ぶとともに、西近江の伝統や文化、生活を肌で感じる事ができた。         

        第3回 安曇川~北小松を歩く
       
          安曇川~北小松駅までの工程を総勢8人でスタートした(オブザーバー参加者1名) 前日までの天気予報では雨か曇りだった           が当日は快晴で温かく、歩くのには最高の日だった。「長田の郷碑」で水分補給し休憩を した。                   
     
                         

       近江高島駅に到着し、ガリバーの銅像の前で記念写真のあと、「萩乃露」製造元である福井弥平酒造で軽く試飲させてもらった。
       また、予定にはなかったが、洋菓子店で酒ケーキのお菓子を全員で頂いた。                               

                        

        観音寺城主六角義賢が亡き母の追善のために造られたと伝えられる鵜川 四十八石仏のある坂道を上り、白髭神社に到着
       した。湖中にある朱色の鳥居の前で記念撮影。長寿の神様である白髭様に全員が長寿を祈願した。              
    
                      

       空腹を我慢して歩き、レストラン湖西路にやっと到着をした。店の名物になっているエビフライ定食を全員で注文をした。
         皆、大満足でお腹いっぱいになった。途中にある岩除地蔵尊でそれぞれが祈願し北小松駅に向かった。
       歩いたことで、知らなかった名所旧跡等を知ることができ、歩いた後の疲れよりも爽快感を感じ、歩くことの大切認識をした。


      第4回 北小松~蓬莱を歩く

    前日は雨、家を出る時は豪雨。出発時間になってやっと雨があがった。ところが体調不明が2名で欠席のため5名で出発
      となる。湖西道路は北小松の少し手前まで。延伸工事が進められているが
完成はまだまだ先の話。主要道路は161号線の
          み。住宅地内の細い道を除くと、歩行者も自転車も車もトラックも全部が161号線を利用するので、歩くのがかなり危険なエリ    
     ア。北小松から100メートルぐらいのところから、県道601号びわこレークサイド自転車道がつくられている。歩行者や自転車
       を利用する者には安全で排気ガスのストレスもない。道は茶色の色がついていて、標識も解りやすいため利用する事にする。
       
                      

近江舞子駅からは自転車道を離れ、琵琶湖岸へ出る。尾松崎湖岸で琵琶湖周航の歌にも歌われている。
 対岸の近江富士が美しい。内湖に戻ると、正面の比良山・蓬莱山は雪化粧。何故か北側の山々は雪がなかった。
     県道601号線に戻り、比良駅を目指す。比良駅でトイレ休憩をするが女子トイレは2個とも鍵が不良で使用出来なかった
      湖岸には橋板も残っており、回り道をしたのにペースが速い。                                     


              

         

      昼食予定のレストランに到着しゆっくりとランチを食べ出発をする。松野浦水泳場を過ぎ、601号線に戻る。このエリアには
       200以上の保養場や民宿があるが、有効活用がされていない。そこで、大津市は近年の外国人観光客の増加に対応するた
      めに対策を考えて行きたいと新聞に発表した。                                             
      志賀駅を過ぎあと一駅。美しい湖岸を楽しくおしゃべりをしながら歩きました。蓬莱駅が近くなったので、湖岸から内陸の西
       近江路に戻る。八所神社を過ぎ蓬莱駅も通過し、道路沿いの大福工場に到着する。買い物をしていたら、いきなり雨が降って
       きたため、小川珈琲で雨宿りをする。一休みをしていたら、やっと雨も上がり、蓬莱駅で地元の高校生と交流をした。     

                      第5回 蓬莱~おごと温泉 を歩く                      

      晴天に恵まれ、予定通りにスタートをする。和邇駅に向かって国道558号線を南下、和邇浜で写真撮影、和邇駅で休憩
    和邇駅の近くの和菓子屋さんが作る、あんパン店に立ち寄り、小野駅に向かってひたすら歩く事40分、小野駅に到着。
     休憩後、堅田に向かって歩き始めた。                                                 
   
                     

       真野を越え琵琶湖大橋に近づき、予定通りに昼食場所に到着。掘りごたつの個室でほっこりと近江牛を味わい、午後
      からのウォーキングに備えた。出島(でけじま)の黒塗り木造の施設灯台、湖岸から琵琶湖大橋等を見ながら写真撮影。
       居初邸の庭園は今回時間の関係上見送り、湖族の郷資料館に向かう。                            
  
                              

         堅田藩の街並みを見ながら歩き続け郷資料館に到着。琵琶湖東西を結ぶ水都として発展した堅田、湖上の関務権・漁業権
上乗権などの特権を独占した堅田湖族・堅田衆と呼ばれた豪族の話を聞き、その後資料館周辺を散策する。
         光徳寺は蓮如上人のゆかりの地で「堅田源兵衛の首」という信仰心の強い漁師の親子の話が、伝えられ源兵衛の首が祀ら
        れている。祥瑞寺は一休さんが青年時代12年間修業をしたお寺であり、庭木がきれいに剪定されていた。浮御堂から琵琶湖
が美しかった。                                                        

                 
    
         堅田を後にして、交通量の多い国道588号線を休憩なしでひたすら歩く事50分、距離的には少し厳しかったけれど、雄琴温泉
         駅に無事到着をした。この時期にすれば寒い季節のはずだったが、浜風がやさしく穏やかな日差しの中、全員で長い距離を
歩き完歩した爽快感、何事にも代えがたい達成感を感じることが出来た。                      
            皆と共に歩くと言うことが、長い距離を完歩することにつながったのだと感じた。また、資料館で話を聞いたり、見たりする事が   
         新しい発見にもなり、脳の活性化につながったのではないかと思う。                                   

     第6回 おごと温泉~札ノ辻を歩く

         朝から晴天に恵まれ春の陽気のもとにおごと温泉駅をスタートする。県道315号線を歩き、途中旧道に入り「おごと温泉観光
        公園」に向かう。周辺には湯元館などの旅館が立ち並ぶ。湯治の郷として、訪れる観光客は年々増え続けている。ここで足湯
        をし、足元の疲れもとれ癒される。比叡辻通りには、白壁で虫籠窓を持つ家がまだ残っており、昔の風情を感じさせる街並み
        があった。                                                                    
         
            

         国道161号線に入り、少し歩くと「坂本城跡公園」についた。公園内には明智光秀の石像があり、功績が石碑に刻まれて
         いた。光秀が築いた城は琵琶湖の水を引き入れた水城形式で高い天守閣を持った豪壮な城であったとの事。       
         公園の前方には「七本柳の鳥居」があり、4月の日吉大社の山王際で7基の神輿が船渡御に出発する場所となっている。

             

           南へ進み道なりに行くと「唐崎神社」に突き当たる。琵琶湖畔に面した境内からは碧い空と湖のもと、対岸には近江富士
          を望むことが出来た。ここには、巨大な「霊松」がある。近江八景の一つとして有名な「唐崎の夜雨」で知られる唐崎の松で
          ある。また女性の信仰が極めて厚い。神社の鳥居の前にある、名物の「御手洗団子店」で香ばしい焼き目のある団子を、
          美味しくいただいた。次にランチタイムを取る「琵琶湖大津館」へ向かう。                             

                     

           昭和天皇や有名人などが宿泊をした滋賀県一の格式を誇っていたホテルである。ここで美味しいフレンチをいただいた。
          昼食後、「大津歴史博物館」「大津市伝統芸能開館」へ入館をし説明を受ける。                          
          西に少し進むと「天台寺門宗総本山園城寺(三井寺)がある。境内の鐘は近江八景「三井の晩鐘」で名高い。ここでは大津
          名物の三井寺力餅をお買い物をする。先に進むと朱色の桜門も鮮やかな1300年の歴史のある「長良神社」があり参道を下
          ると「大津絵」の店がある。大津絵は最初は仏画として描かれたが、次第に風俗画、風刺画として発展し大津宿の名物として
          多くの旅人に買い求められた。                                                      
    
                 

           「大津際曳山展示館」では原寸大の曳 山や映像を交えて説明を受ける。来た道を戻り、旧道に入ると元祖鮒ずしの「坂本
          屋」そしてゴールの北国街道と東海道の分岐点「札の辻」に到着をした。当時は往来する旅人や多くの物資などで賑わって
          おり、大津宿を代表する繁華な場所だったと思われる。今はひっそりと道標しか面影はとどめていない。           
            
               

           今回は、癒しのおごと温泉、悲劇の武将明智光秀ゆかりの阪本城跡、日吉大社の伝統祭礼、唐崎神社の信仰など
          人々との生活と様々な想いが込められた、見どころの多い、魅力的な場所が多かった。                   
           そして、近江の伝統文化、琵琶湖の自然を肌で感じながら湖国の良さを再発見でき、貴重なウォーキング体験となった。

          メンバーの感想
      ★ 40年近く滋賀県に住んでいるが、課題学習で歩いたことで、知らなかった名所旧跡などを沢山知ることができた。
             歩いた後の疲れよりも爽快感を感じ、歩く事の大切さを再認識をした。                             

        ★ 比良山系の雄姿を眺めながら琵琶湖の自然、文化、歴史に触れることができ、足を鍛え、頭を働かせ、舌を楽しませ
            
くれた有意義な 近江路であった。私たちのテーマである「健康は足から」の実践で、楽しく歩く喜びを実践できた3か月
            余りであった。 継続は力なり、今後もウォーキングを継続していきたい.                             

          ★ 西近江路を歩いたことで、日常生活の意識が変わった。長距離を歩く体力をつけるために日常的に歩くようになり、体力
            を後退させることなく、これからも持続していこうと思っている。OMK7の仲間に感謝です。                 

          ★ 西近江路を歩くとなって湖西方面は馴染みがなく最初はコースの距離の長さに心配があった。毎回、自然・歴史・名所を
            訪ね琵琶湖湖岸を歩きながら景色を楽しむことが出来た。回を重ねるたびに足取りも軽く感じられた。健康は足からです。

          ★ 健康寿命を延ばすために一日1万歩を歩きましょうという。家事をして車で買い物。それだけではせいぜい2千歩。意識を
             して動かないと達成できない。せめて5千歩でもと意識することから始まり、生活習慣とになると少しづつ変わってきた  。
             自覚するようになった。先は長い。                                                    

          ★ 西近江路を歩き宿場町として歴史を垣間見ることで日常生活を、淡々と生活をするのではなく、新しい発見を求めることが
             出来た。また、歩くことで足を鍛え見分をする事で脳を鍛え、みんなと完歩できたことで精神的にも達成感を得るとともに、
             体力・知力・気力を養い健康寿命を延ばすことにつながったのではないかと感じた。                       

          ★ 西近江路を健康づくりと、歴史や文化を知るため7人がチームとなって歩いた。皆に迷惑をかけずに歩き切ることが出来る
            か不安でしたが、回を重ねるごとに徐々にチームの和が生まれ、歩く事が楽しくなってきました。天候にも恵まれ、怪我を
            することなく終えられてとても良い経験になりました。                                         

                                                                   以上                            




           







   



wwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwww