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                   レイカディア大学 草津キャンパス               

地域文化学科44期へようこそ


【滋賀県文化財保護課学芸員講座のページ】



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3.滋賀県文化財保護課殿による講義
  
 滋賀県文化財保護課に勤務されている専門家から2023年5月9日と23日の合計2回、「坂本」をテーマにして講義が開催されました。
               

開催日 テーマ 講師  講義の内容 場所
2023年
5月9日
 
明智光秀と
坂本城
 
滋賀県
文化スポーツ部文化財保護課

松下浩先生
🔷滋賀県文化スポーツ部文化財保護課の松下浩さん
  「中世の坂本」 
 ・正長元年坂本の馬借が日本史上初の一揆を起こした
 ・京都~近江間の北國街道と湖上水運の要衝であった
 ・比叡山の山門と将軍は自身の地位を安定させる必要な関係であった
 ・信長の命で明智光秀は延暦寺を焼き討ちし、その功により志賀郡を拝領し坂本城  を築城する
 ・文献や発掘調査により石垣、土器、瓦、柱穴などを検出されたが坂本城跡を確定
  することはできない


 

穴太衆積みの定義は曖昧で、坂本近辺での石積みを総称して「穴太衆積み」と呼称しているとのこと、ちょっと残念な思い
草津キャンパス
介護研修室
 

井上優先生
🔷明智光秀は近江で生まれた?
 ・2020年NHK大河ドラマ「麒麟がくる」で注目された明智光秀の明智一族の菩提寺
  であり、光秀の供養塔や光秀の妻(煕子)の墓がある西教寺について説明を受ける
 ・「淡海温故録」などによると明智光秀の出自には、よく知られる美濃といわれている
  が、生まれた土地について述べた記述はなく、滋賀県多賀町佐目には明智光秀の
  出身伝説がある。


 

佐目十兵衛会のホームページを見つけました(簡単に見つかります)。井上先生の名前もでてきます。興味のある方は以下のサイトへアクセスしてみて下さい。

 ⇒  明智光秀近江出身説 佐目十兵衛会 (same-jubei.com)

2023年
5月23日 
 
坂本の史跡を訪ねる   文化財保護課
長谷川聡子先生
◆西教寺訪問

西教寺駐車場に集合し、長谷川聡子先生の説明で西教寺の本堂を見学する。

  

 

本堂には丈六の阿弥陀如来坐像(国の重要文化財)平安時代作などを拝する。
 

客殿(国の重要文化財)には狩野永徳が描いた襖絵が見事で、さらに小堀遠州作の庭園も見せて戴き、天台宗の古寺を堪能することができた。
 

 



その他
  

 西教寺
文化財保護課
清水一徳先生
◆日吉大社

日吉大社を清水一徳先生の説明を受け参拝する。
 

西本宮の楼門には軒下に神猿があり、神様のお使いで「魔が去る、何よりも勝る」と縁起のいいものとされてきた。
 

     

本殿などは日吉造り(ひえづくり)という独特の形で、床下にはかつて仏事を営んだ下段という部屋がある。神仏習合の最たるものであると思います。
 

 

 

東本宮なども丁寧に教えていただいた。
 

 



お疲れ様でした。

 日吉神社
 番外 講義終了後、日吉東照宮にも参拝しようということになり4名が集まりました。

だいたいの方向感覚で進んだため道を間違い、まっすぐ行けば200メートル程度の道のりを、急な坂が多い地元高校の回りをほぼ一周する道で東照宮に到着しました。

 

 

琵琶湖南湖を一望することができ、その眺めは最高でした。
 


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